ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から23週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。
USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYはオリジナルのパラメーターでの運用です。
前回は+0.87%でしたが、今回は+20.83%となっており、
この1週間で、+19.96%の増加となりました。
たった1週間で約20%も収支が増加するなんて驚異的ですが、
これは運の要素が強いですね。
グラフを見て気付く人もいるかもしれませんが、
これはギリシャ問題の恩恵を受けたんですね。
どういう事かというと、
先週末にはギリシャ問題が紛糾した事で週明けの寄付き時には
全てのユーロ関連の通貨ペアは、大きくギャップダウンで始まりました。
私はこれまでジャッキーボリンジャーを検証する時には、
週末にポジションを持っていたとしてもそのまま持ち越すようにしています。
先週も持ち越したんですが、
この時にはEURJPYとEURUSDはショートポジションを持っていました。
なので、寄付きでユーロ売りの大きくギャップダウンで始まった時点では
大幅な含み益となっており、そのまま所定の利確ポイントよりも
はるかに優位な位置で決済する事ができたんですね。
EA(自動売買)系のブログを見てみると、今回のユーロのギャップダウンでは、
その前段階でロングのポジションを持っていたものが多く、
それらのEAはことごとく大きな損切りを強いられる事になりましたが、
ジャッキーボリンジャーでは、ショートのポジションを持ったまま
週またぎとなりましたので、今回のような好結果となってくれました。
しかし、それだけではなく、先週はその後も3つの通貨ペア全てで
順調にプラスが積み重なっている事がグラフから分かりますので、
現時点では相場の波とジャッキーボリンジャーの波長が合っているんでしょうね。
以下は、私のオリジナルパラメーターで運用している
EURJPYのポジション別の成績の推移ですが、
ロングポジションの安定ぶりは相変わらずですが、
先週のギャップダウンの大幅利益によって
ショートポジションの成績もプラスに転換してきました。
さて、今週末もギリシャの緊縮策受け入れの国民投票によって
明日の寄付きは大きくギャップダウン、もしくは
大きくギャップアップする可能性が高いですね。
しかし現時点では、ジャッキーボリンジャーはポジションを持っていませんので、
今回は、寄付きの恩恵、もしくは脅威を受ける事はありません。
ナンピン無しで安心して運用したいなら
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