「裏講座・EAプログラミングセミナー」での
学習用サンプルEA「NanpinSystem for Developer」は
AUDNZD専用になっていますが、
もちろん他の通貨ペアにも対応させることができます。

実際、購入者用のクライアントページには、
[アドバンス講座2]としてAUDCAD用に改変する方法が記載されていますね。

このノウハウを真似すれば、
更に、他の通貨ペア用に改変させることもできるんですが、
正直なところ、
“ナンピンしやすい通貨ペア”と”ナンピンしにくい通貨ペア”があります。

つまり、全ての通貨ペアがこのロジックで
ナンピンできるとは限らないんです。

そのあたりの見解を述べておきます。

ナンピンしやすい通貨ペアとナンピンしにくい通貨ペア

私も「NanpinSystem for Developer」を様々な通貨ペア用に改変させてみたんですが、
実際には、ナンピンしやすい通貨ペアとナンピンしにくい通貨ペアが
存在することが分かってきました。

要するに、
適切なパラメーター設定にすれば、
きちんと右肩上がりになってくれる通貨ペア


どれだけパラメーターを変えても右肩上がりになってくれず、
途中でドカンと負けてしまう通貨ペア

この2種類に分かれるんですね。

では、これらの違いはどこにあるのかというと、
やはり、”トレンドの継続性“、”ボラティリティの大きさ
これらの通貨ペア毎の特性によるところが大きいんでしょう。

「NanpinSystem for Developer」では、
売られ過ぎの場面でロングして、そこを起点として反発上昇を待って利確、
買われ過ぎの場面でショートして、そこを起点として反落下降を待って利確、
というロジックになっています。

つまり、逆を言うと、
売られ過ぎの場面から更に売られて想定以上に下降トレンドが進行したり、
買われ過ぎの場面から更に買われて想定以上に上昇トレンドが進行したりすると
ナンピンが限界を迎え、
ドカンと負けてしまう可能性が高くなるわけです。

想定以上にトレンドが進行しやすい通貨ペア、
想定以上にボラティリティが大きくなりやすい通貨ペアとなると、、、
そうですね、、、ポンドです。

私は全ての通貨ペアで試したわけではないですが、
GBPJPYやGBPUSDなど、ポンド関連の通貨ペアだと、
いくらパラメーターを変えても途中でドカンと負けてしまいます。

まぁ、エントリーポイントを絞りこんで、
取引回数を少なくすればドカンと負けないようにすることもできるんですが、
それだと再現性が疑われますので、適用させる意味がないですね。

ある程度の取引回数をこなしたうえで、
収益曲線を綺麗な右肩上がりにするには、ポンド関連を筆頭にして、
トレンドが継続しやすい、ボラティリティが大きい通貨ペアは
除いた方が無難でしょう。

実際、AUDNZDやAUDCADは、他の通貨ペアと比較すると、
トレンドの継続性は低いですし、低ボラ傾向にありますね。

ではその他に、トレンドの継続性が低く、
且つ、低ボラ傾向にある通貨ペアというと、、、
USDJPYも挙げられます。

以下、私が適用させた通貨ペアのうち、
USDJPYのバックテストを掲載します。
ura20083101

いかがでしょうか、AUDNZDやAUDCADと同様に
収益グラフが綺麗な右肩上がりの曲線になっていますね。

開発作業、パラメーター最適化作業に慣れてくると、
このようなナンピンEAが幾つも作成可能です。

ちなみに、ちょっとした裏話ですが、
上記USDJPYのパラメーター最適化作業では、
今年3月のコロナショック時にドカンと負けるケースが多かったです。

つまり、コロナショック時には
ここ10年には経験しなかったほどの一方的な下降トレンドだったわけですが、
その場面では、どのようにパラメーターを変えても、
ナンピンに耐えられずドカンと負けてしまったんですね。

そこで、ちょっとした裏技というわけでもないですが、
外部パラメーター以外のパラメーターを変更することで、
コロナショックでも耐えられる右肩上がりの収益グラフを実現させることに成功しました。

逆を言えば、
上記はコロナショックでも耐えられたロジックなので、
通常レベルのトレンドであれば問題ないはずです。

「裏講座・EAプログラミングセミナー」の既購入者の方で
上記USDJPY用のパラメーター構成を知りたいという方がいらっしゃれば、
もちろん無料でお教えします。

本商材を購入した日時と注文IDとお知らせくだされば、
こちらで照会後にメールでお教えします。

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