私がナンピン系EAを語る場合、
負けが許されないEA
という表現をしていますので、
一部、誤解している方もいらっしゃるようなので、
ここで補足説明しておきます。

負けが許されないとは、
一つ一つのポジションが必ず勝って終わらなければいけない
という意味ではなく、
ナンピンしたトータルのポジションが必ずプラスで終わらなければいけない
という意味です。

よって、必ずしも勝率は100%ではありません。

例えば、
ナンピン系EAでエントリーして含み損になったとします。
そこで1回目のナンピンを行います。

さらに含み損が拡大し、2回目のナンピンをしたとします。
これを繰り返し、全部で5つのポジションを持ったとします。

ここでようやく反転し、
3つのポジションが含み益状態に変わり、
2つのポジションがまだ含み損状態だったとしても、
5つのポジショントータルで計算して含み益状態になっていたら、
そこで5つのポジションをまとめて決済します。

これがナンピン系EAの決済に関する基本的な考え方です。

よって、一つ一つのポジションが必ず勝っているのではなく、
一度ポジションを取ったら追加のポジションも含めて
トータルでプラスにする手法をナンピンと言います。

つまり、私が言う負けが許されないとは、
一度ポジションを取ったら追加のポジションも含めて
トータルでは必ずプラスで終えなければいけない

という意味です。

逆を言えば、
一度ポジションを取ってナンピンを繰り返し
トータルでプラスで終えることができなかった場合は、、、
ドカン!一気に資金を減らします。

まぁ、最近では
トータルでマイナスにも関わらず、まとめて決済するEAもあるようですが、
そうしたEAは例外です。

出品中の自作EAのフォワードテスト(11/22まで)

私は裏講座・EAプログラミングセミナーで学習した内容をベースにして
4つのオリジナルEAを開発し、
それらを某EA販売サイトに出品しています。

前回の記事でも書きましたが、
その4つとは、
Concept1-純粋にナンピン系EAとして開発したものが2つ、
Concept2-ナンピンにトレンドフォロー要素を追加したものが2つ
になっています。

これらEAの現時点での成績を確認しておきます。

以下は私が設定したフォワードテストではなく、
某EA販売サイトに掲載されている公式の運用成績なので、
中立的な立場と言えるでしょう。


Concept1EA(AUDNZD版)
ura20112201
全体で19勝8敗、勝率70.4%です。
先に説明したように勝率は100%ではありません。

このEAは典型的なナンピン系EAであり、
トータルでプラスを目指すロジックになっています。

ところどころ含み損も散見されますが、
これらは想定内です。


Concept1EA(AUDCAD版)
ura20112202
全体で24勝8敗、勝率75.0%です。

一か所だけ大きく含み損になっている個所がありますが、
6つナンピンした後にトータルでプラ転し決済されています。


Concept2EA(EURUSD版)
ura20112203
全体で44勝17敗、勝率72.1%です。

このEAはナンピンとトレンドフォローの混合型EAですが、
今のところはトータルで負けていません。

仮に負けたとしてもドカンではなく、
ストンという感じで中程度に負けるように設計しています。


Concept2EA(USDJPY版)
ura20112204
全体で42勝8敗、勝率84.0%です。

計測直後はマイナスから始まりましたが、
その後は順調に収益を増やしています。

こちらは負けが許されないEAではないので、
ところどころ実質損になる場面もあります。

以上、フォワードテスト開始から5ヶ月ほど経過しましたが、
今のところは順調に推移しています。

あなたも裏講座・EAプログラミングセミナーで学習すれば、
上記のようなEAを開発して自分で運用したり、
某EA販売サイトに出品することもでるんですよ。

あなただけのオリジナルのEAを作ってみませんか?
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