EAの運用の仕方は、
- 好調、不調関係なしに稼働し続ける
- 調子が悪くなったら一旦止めて調子が上がったら再稼働
このような2種類に分ける事ができます。
EA運用者はトレーダーと同じく、楽をしたいと思っているので、
できれば1番で運用したいと思っている人がほとんどのはずです。
しかし、
ドローダウンになってもそのまま放ったらかしで動かし続け、
その後、ちゃんと回復してくれるような
心底信頼できる本物のEAに出会う確率はかなり低いでしょう。
実際には、1番で運用すると、ドローダウンが長引き、
撤退のタイミングを失い、大幅損になった後に
泣く泣くそのEAを非稼働にする、
というパターンになってしまう危険性が高いです。
なので、個人的にはどんなEAであっても、
2番で運用する事を推奨しています。
EAもトレードと同じで、思惑と違う展開になったら
一旦手を引くのが適切な処置だと思います。
ということで、
トレテンワールドFXの期間限定EAと私からの独自特典「k-pinbarEA」の
フォワードテスト開始から36週経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金30万円
・トレテンワールドFXの期間限定EAを
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・私からの独自特典「k-pinbarEA」を
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・上記の合計6つのEAを一つのMT4上で同時稼働
初期資金の金額については、各EAのエントリー回数が
それほど多くない事を考慮して決めましたが、
今後変更する可能性もあります。
今回の収益曲線(トレテンワールドFXの期間限定EA)
ピンク色グラフは、USDJPY適用のEA
アクア色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
36週間で138回ポジションを取り、
-18.16%、合計-527.2PIPSの損失となりました。
前回から微幅に回復していますが、
まだまだ本調子からは程遠い状態です。
ポジション別でいうと、
EURJPY適用EAのロングポジションだけはプラス収支なんですが、
それだけを稼働させるのも面倒でしょう。
よって、引き続き、3つのEA全てで非稼働を推奨します。
今回の収益曲線(独自特典「k-pinbarEA」)
アクア色グラフは、USDJPY適用のEA
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
36週間で129回ポジションを取り、
+6.24%、合計+173.0PIPSの獲得となりました。
上記収益曲線を見て分かるとおり、
7月下旬に複数のEAが同時に損切りとなって大幅損失、
ドローダウンの継続が確定しました。
しかし、前回の記事で一旦非稼働を提案しましたので、
それに従っていれば、今回の損失は被らなくて済んだでしょう。
個別のEAを確認すると、
これまで利益を先導していたEURJPY適用EAの落ち込みが大きく、
代わりに、EURUSD適用EAが収益トップに上がってきています。
しかし、全般的な流れから判断すると、
ドローダウン継続と言わざるを得ないので、
収益プラスとなっている今のうちに、
改めてこれらのEAの一旦非稼働を推奨します。
もしくは、
それほど落ち込んでいないEURUSD適用EAだけを稼働させるかです。
残りのEAの今後の方針としては、
USDJPY適用EAは、収益0%を超えたら再稼働、
EURJPY適用EAは、ドローダウンの半分ほど回復したら再稼働、
でしょうか。
収益曲線って不思議なことに、
チャートの上昇トレンド、下降トレンドのように
波動を形成するんですよね。
ならば、下降トレンドの時には一旦EAを止めましょう、
というのが私の見解です。
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