トレテンワールドFXを購入すると、
そのロジックを再現したEA(自動売買)もセットで付いてきます。

しかも、提供されるEAはソースコード(拡張子がmq4)です。

通常、EAを提供する場合、
その具体的なロジックや細かい処理等を知られたくないので、
コンパイルした後の実行ファイル(拡張子がex4)を提供します。

しかし、トレテンワールドFXでは、
ソースコード自体が提供されているんですね。

よって、どのような処理を施しているのか、
その中身を知ることができます。

つまり、EA開発者やEA開発を目指している方には
他人のプログラム内容を知るチャンスとも言えます。

しかし、注意点がひとつ。

実際に私は、このEAのソースコードを確認しましたが、
これはMQL4とMQL5の2つの言語が混在している書き方ですね。

あまり詳しく書いてもEA開発者以外は分からないと思いますが、
EAを開発する場合、その言語はMQL4とMQL5の2つあります。

MQL4はMT4用の言語で、MQL5はMT5用の言語で、
新しいのはMQL5です。

新しいのはMQL5なので、機能的にもMQL5の方が上位なんですが、
残念なことにMQL4とMQL5は互換性が低く、
基本的な書き方も異なっています。

なので、
MQL4とMQL5が混在したトレテンワールドFXのソースコードは
ちょっと読みにくい and 理解しづらいかもしれません。

ということで、
トレテンワールドFXの期間限定EAと私からの独自特典「k-pinbarEA」の
フォワードテスト開始から97週経過後の成績を掲載します。

    テスト条件

    ・初期資金30万円

    ・トレテンワールドFXの期間限定EAを
     USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
    ・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

    ・私からの独自特典「k-pinbarEA」を
     USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
    ・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

    ・上記の合計6つのEAを一つのMT4上で同時稼働

今回の収益曲線(トレテンワールドFXの期間限定EA)
toreten19100601
ピンク色グラフは、USDJPY適用のEA
アクア色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。

97週間で346回ポジションを取り、
-21.40%合計-637.2PIPSの損失となりました。

9月以降は全般停滞気味でしょうか、
3つのEA全てで収益曲線が下がりつつありますね。

今年に入ってからはまだプラス収支を堅持していますが、
ちょっと雲行きが怪しくなってきました。

日足チャートもハッキリしていないので、
USDJPY適用EA、EURJPY適用EA、EURUSD適用EA全てを、
一旦非稼働にする事も検討した方が良さそうです。


今回の収益曲線(独自特典「k-pinbarEA」)
toreten19100602
アクア色グラフは、USDJPY適用のEA
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。

97週間で412回ポジションを取り、
-11.00%合計-332.2PIPSの損失となりました。

総合収益は7月に底を打って以降、
3つのEA共に復調傾向が続いています。

前回の記事では小ロットでのお試し稼働を推奨しましたが、
その判断は正しかったようですね。

引き続き、3つのEAでお試し稼働 or
リスクを取れるなら通常稼働をしても良いでしょう。


先に、トレテンワールドFXのEAのソースコードは、
MQL4とMQL5の2つの言語が混在していると書きましたが、
一般的には、MQL4でプログラミングするのが主流です。

やはり、MT4(MQL4)が世界で圧倒的なシェアを取っており、
互換性の低いMT5(MQL5)になかなか切り替わらないのが原因でしょう。

私もEAを開発する際はMQL4を使っています。

今EA開発を始めるのなら、
やはり、MQL4を勉強した方が良いでしょうね。

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