ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から16週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。
以下、紫色がUSDJPY、赤色がEURUSD、アクア色がEURJPYの収支曲線です。
そして、USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYはオリジナルのパラメーターでの運用です。
前回は-7.25%でしたが、今回は-6.71%となっており、
この1週間で+0.54%の増加となりました。
先週木曜日までは順調でしたが、
金曜日にEURJPYで比較的大きな損切りとなったのが痛かったですね。
このEURJPYでの損切りトレードはショートポジションだったのですが、
やはり、現状のユーロ買い主導の相場では
ショートでのエントリーはなかなかうまく機能しないようです。
上記収支曲線を見ると、
4月上旬あたりからEURJPYとEURUSDの成績が落ち込んでいますが、
これら多くはショートポジションによるマイナスの影響が強いといえます。
なぜかというと、上記の収支曲線から、
4月1日以降でロングエントリーだけに絞った成績を見てみると、
以下のようになるからです。
上記と同じく、紫色がUSDJPY、赤色がEURUSD、アクア色がEURJPYですが、
ショートエントリーをしなければ、EURUSDのマイナス幅は大幅に改善され、
EURJPYに関してはマイナスどころかプラス収支となっているんですね。
4月1日以降は4時間足チャート、日足チャートを見てもらえれば分かるように、
ユーロ買い主導による上昇トレンドとなっています。
しかし、上昇トレンドといっても一直線に上げているわけではなくて、
その途中には、調整によって下げている場面もあります。
その調整の下げを下降トレンドと判断してショートエントリーしてしまっているのが
ジャッキーボリンジャーの現在の不調の大きな要因となっているようです。
やはり現状の相場状況では、
ユーロ関連の通貨ペアは「Only Long」で運用した方が良いでしょうね。
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