ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から17週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。
USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYはオリジナルのパラメーターでの運用です。
前回は-6.71%でしたが、今回は-7.73%となっており、
この1週間で-1.02%の減少となりました。
上記図を見て分かる通り、先週木曜日までは順調に推移していたんですが、
直近の金曜日にEURJPYとEURUSDで大きくマイナスとなってしますね。
このマイナスは指標発表をまたいだことが原因です。
金曜日の21:30には、米の消費者物価指数の発表があったんですが、
その発表の直前にEURJPYとEURUSDで共にロングポジョションを持っていました。
しかし、消費者物価指数を受けての市場の反応は
ドル買い、ユーロ売りとなってしまい、それを受けてEURJPYとEURUSDは共に下落、
それぞれの通貨ペアで、共にストップにかかってしまいました。
その辺りのポジション取りをチャートで見てみます。
以下は、先週分のEURUSDの1時間足チャートで、
ジャッキーボリンジャーがどこでエントリーしているのかを示しています。
(B)はロングエントリーの位置を示していて、
(S)はショートエントリーの位置を示しています。
22日の金曜日に、緩やかな上昇トレンドの小さな押目を捉えて
ロングポジョションを取りましたが、
その直後の指標発表によってレートが急落している事が分かります。
指標発表前のポジションについては、判断が難しいですね。
今回は運悪くポジションと反対方向への反応となりましたが、
時には、運良くポジションと同方向へ反応してくれて
大幅含み益となる場合もありますので、
事前に方針を決めておいた方が良いでしょうね。
さて、4月以降のユーロ買い主導による上昇トレンドと
ジャッキーボリンジャーとの相性はあまり良くなかったですが、
先週あたりから再びユーロが下げてきています。
大きなトレンドに変化が起こると、EAの成績も変わる可能性がありますので、
今後に期待したいですね。
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