ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から74週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。

USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYは特典として無料プレゼントしている
オリジナルパラメーターでの運用です。
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前回は+60.27%でしたが、今回は+60.47%となっており、
この1週間で、+0.20%の増加となりました。

先週はなんといっても英の国民投票が最大の注目イベントでしたね。

開票が進み、速報ニュースが流れるたびに一喜一憂し、
リスク選好とリスク回避が入り混じる展開で、
どう考えてもEAを動かすべき相場状況ではなかったですね。

しかし、バックテストがイレギュラーな相場を含めての結果であるように、
フォワードテストでも同じくイレギュラーな相場を含めての結果を見るべきなので、
今回のような歴史的なイベント時でも、その挙動を確かめるためにも、
テスト中のジャッキーボリンジャーは動かしていました。

で、その結果としては、、、
前回とほぼ変わらずで、ちょっと拍子抜けという感じでしょうか。

思いっきりプラス or 思いっきりマイナスを想定していたんですが、
結果的には、+0.20%の増加となり、それほど大きな影響はなかったようです。

開票が進んで、EA離脱派が優勢という報道が確信に変わるにつれて、
リスク回避の円買いが波のように押し寄せて、
円関連の通貨ペアは一斉に暴落しましたが、
運良く、その暴落時にはジャッキーボリンジャーは
ポジションを取ってなかったです。

その時の様子をUSDJPYとEURJPYで見てみましょう。

以下は、先週1週間分のUSDJPYとEURJPYの1時間足チャートで、
ジャッキーボリンジャーがどこでエントリーと決済をしたのかを示しています。

USDJPY
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EURJPY
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(B)はロングエントリーの位置を示していて、青色点線の先で決済しています。
(S)はショートエントリーの位置を示していて、赤色点線の先で決済しています。

ジャッキーボリンジャーにはGBP関連の通貨ペアは含まれていませんので、
最も影響を受けたわけではないですが、リスク回避としての円買い、
及び、EUへの悪影響を反映してのユーロ売りという形で波及しており、
USDJPYは1日で800PIPS、EURJPYは1日で1200PIPSほども動きました。

そして、上記チャートのように、
暴落時にはポジションは取っていませんでした。

USDJPYでは暴落後の戻りを逆張り的にショートしており、
損切りで終わっていますが、この程度の影響で済んでいます。

EAの運用方針はトレーダー毎に違っており、
中にはどんな重要イベントがあろうとも
一切EAを止める事をしないトレーダーもいるようですが、
基本的には、今回のような米雇用統計をはるかに超えるほどの
ビッグイベントの時というのは、テクニカルは効くはずもないので、
安全を期すためにもEAは止めておくべきです。

私もリアル口座の方のジャッキーボリンジャーは
先週の23日、24日は動かしていませんし、
それ以外の自作EAも全て止めました。

たぶん、27日(月)も止めておくでしょうし、
相場状況を見つつ、落ち着いたところで再開するつもりです。

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