FX MISSION ZEROで日足レベル、もしくは週足レベルでトレードする際には
基本的にはファンダメンタルズ要因は無視します。

翌日に米雇用統計やFOMCが控えていたとしても、
通常通り、チャートに従ってエントリーする事になりますが、
今回の米大統領選については、さすがに悩みましたね。

米雇用統計のような月に一度のイベントではなく、
米大統領選は数年に一度の重要イベントですからね。

私の場合、どのFX商材を使ってトレードしたとしても
できるだけリスクは避ける
というトレードスタイルで行っています。

これまでのFX MISSION ZEROの記事でもそうですが、
全てのMISSION 001の勝ちパターンのサインに無条件に従うのではなく、
自分なりに綺麗なチャート形状と判断できる通貨ペアを選んだり、
たくさんのポジションを持ち過ぎないように
既に多くのポジションを保有している時には
たとえサインが出てもエントリーを控えたりして、
自分なりの裁量判断を多少加えつつ運用しています。

今回の米大統領選についても
その前後のMISSION 001の勝ちパターンのサインについては
自己の裁量判断で全て見送っています。

例えば以下のような通貨ペアです。

USDCADの日足チャート
usdcad1d16112701
11月7日(月)の週明けに、窓開けのギャップダウンで寄付いていますが、
その時に下向き赤色矢印MISSION 001の売りのサインが出ていますね。

この日は米大統領選の開票速報の2日前であり、
何が起こるのか分からない状況でしたので、
この売りのサインでのエントリーは控えました。

仮にエントリーしていれば、ギリギリ利確できていましたね。

(ちなみに、チャート上に点在してる上向き青色矢印
 MISSION 002による買いサインの矢印ですが、
 今回は話題外ですので無視します)


NZDJPYの日足チャート
nzdjpy1d16112702
米大統領選の開票速報当日、特大下ヒゲ陰線が出現していて、
その2日後に下向き赤色矢印のMISSION 001の売りのサインが出ています。

こちらも他のクロス円のチャート形状を見つつ、
エントリーは控えるという判断をしました。

仮にエントリーしていれば、こちらは損切りとなっていましたね。

クロス円は円売りによって日足レベルでの一方的な上昇トレンド

トランポノミクスという造語も作られましたが、
トランプ氏が次期大統領に決まってからは
相場の流れが日足レベルで一変しています。

世間的にはトランポノミクスによるドル買い報道ばかりがされていますが、
チャート的には明らかに円売りの方が強いです。

以下は、現時点でのクロス円の日足チャートですが、
どの通貨ペアも円売りの影響で
同じような一方的な上昇トレンドとなっています。

USDJPYの日足チャート
usdjpy1d16112703

EURJPYの日足チャート
eurjpy1d16112704

GBPJPYの日足チャート
gbpjpy1d16112705

CADJPYの日足チャート
cadjpy1d16112706

CHFJPYの日足チャート
chfjpy1d16112707

という事は、近い将来、
MISSION 001の売りサインが大量発生する事が想定できますね。

もちろん、何が原因で下げ出すのかは分かりませんよ。

何かしらの悪材料が出て反転下落するのか、
単にテクニカル的な買われ過ぎからの利確による反転下落なのか、
たまたまMISSION 001の条件に一致しただけの反転下落なのか。。。

原因が何であれ、重要なのは、
それらの売りサインの全てにエントリーするかどうかです。

現在のようなJPY主体で相場が動いている状況だと、
これらクロス円の動きは、今後も似てくる可能性が考えられます。

つまり、下げる時は同じようなタイミングで下げますし、
上げる時も同じようなタイミングで上げるでしょう。

なので、
近い将来起こるであろう上記のクロス円の売りのサインについては
資金管理を十分に注意しつつエントリーしてくださいね。

最悪なケースは、
全ての売りサインにエントリーしたが、
その後、円売りによって踏み上げられてしまい、
全てのポジションがストップにかかって損切りになってしまう事です。

それだけは避けて下さいね。

相場は無くなりません。

大勝ちを夢見るよりも
大負けを防ぐことを優先してトレードしてください。

勝ちパターンを実践するだけです。
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