ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から20週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。

USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYはオリジナルのパラメーターでの運用です。
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前回は-6.53%でしたが、今回は-2.58%となっており、
この1週間で+3.95%の増加となりました。

先週は黒田日銀総裁が
「実質実効レートでここからの円安はありそうにもない」
と発言した事で、USDJPYなどは一気に200PIPSほど下落しましたが、
運良く、その時にはジャッキーボリンジャーで
ポジションを持っている通貨ペアはありませんでした。

EAを運用するにあたってこのような突発的な出来事、材料が一番厄介なんですよね。

テクニカルを元にしてロジックを組んでいるのに、
テクニカル関係なしに振らされてしまうと、
何の優位性もないトレードになってしまいます。

今後も円安が続くようだと、口先介入が続きそうですが、
こればっかりはこちらで制御できないので、仕方ない面がありますね。

さて、先週はEURUSDの不調は相変わらずですが、
それを補うようにEURJPYとUSDJPYが好調をキープしています。

特にUSDJPYは安定的に上げてきていますね。

約1ヶ月前に日足レベルでの持合を抜けてブレイクした後は、上昇トレンドとなり、
それなりにボラティリティが大きい状態となっていますが、
現状のUSDJPYのボラティリティは大き過ぎず、小さ過ぎず、
ジャッキーボリンジャーにとっては最も都合の良い値幅具合なのかもしれません。

そのへんをチャートで確認してみます。

以下は、約1週間分のUSDJPYの1時間足チャートで、
ジャッキーボリンジャーがどこでエントリーしているかを示しています。
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(B)はロングエントリーの位置を示していて、青色点線の先で決済しています。
(S)はショートエントリーの位置を示していて、赤色点線の先で決済しています。

途中、特大陰線がありますが、
ここが黒田日銀総裁が円安けん制発言をした場面ですね。

運よくこの場面でポジションを持つ事なく、それ以外のところでは
流れに沿って綺麗にポジショニングしている事が分かります。

結局先週は、8回エントリーして7勝1敗でした。

今後も口先介入に巻き込まれないよう願っています。

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