今回は、クロス円の通貨ペアであるNZDJPYとEURJPYのトレードを紹介します。
どちらも円関連なので、相場がリスク回避、リスク選好という視点で動く時には
似たようなチャート形状を示す場合が多いですね。
以下のトレードは、7月中旬からポジションを持っていましたが、
ちょうどギリシャ問題と中国株の動向にトレーダーの注意が向いていて、
リスク名目でJPYが買われたり売られたりする展開が多かったです。
まずは、NZDJPYの日足チャートです。
横向き青色矢印はロングエントリーした位置で
横向きマゼンタ色矢印は手仕舞い位置を示しています。
(エントリーポイントの下にある上向き青色矢印は、私の特典としてお渡ししている
「エントリーお知らせインジケーター」によるシグナルです)
横向き青色矢印が3つある事がお分かりいただけると思いますが、
このトレードでは、3分割での指値によるロングエントリーとしています。
エントリーした後は一旦大きく下落しましたが、
直近の安値に並んだあたりで下げ止まり、何とかストップにかかることなく
反転上昇に転じてくれました。
そのまま上昇トレンドへ移行する事はなかったですが、
ボックス相場的なチャート形状となって
その上限付近で3ポジションとも手仕舞う事ができました。
次に、EURJPYの日足チャートです。
ギリシャ問題で振らされしまい、あまり綺麗なチャートではなかったですが、
このトレードでは4ポジションでの指値による分割エントリーとなっています。
エントリーした当日に急騰して、1ポジションだけ利確指値にヒットしましたが、
その後は急落してしまい、残りの3ポジションは
取り残されたような状態になってしまいました。
しかし、直近安値を下回る事なく、再び上昇に転じてくれて、
残りの3ポジションは、ほぼエントリー値付近で撤退する事になりました。
結果、先週にトレード終了まで行ったのは、上記2つです。
分割エントリー、分割決済なので、勝ち負けの基準をどこに置くか難しいですが、
各ポジション別の獲得PIPSで見てみると、
NZDJPYは、-19PIPS、+38PIPS、+74IPS
EURJPYは、+110PIPS、-33PIPS、-4PIPS、+2PIPS
という結果になりました。
実は、上記2つ以外にもMISSION 001のシグナルが出た通貨ペアがあったんですが、
以下の2つは見送りました。
AUDUSDの日足チャート
USDCADの日足チャート
なぜこれらのシグナルを見送ったのかというと、
ドルストレートだったからですね。
直近の相場では、ギリシャ問題、中国株の話題が徐々に収まってくるのと同時に
今度は米の金利動向に市場の目が行くようになっていました。
つまり、米の利上げの時期が話題となりつつあり、
となると、ドル買いが強まってくる可能性もあると思ったので、
上記の2つの通貨ペアに関しては、エントリーを見送ったわけです。
ドル買いが強まれば、AUDUSDは下降トレンド、
USDCADは上昇トレンドになりますからね。
多少はファンダメンタルの知識もあった方が
スイングトレードには有利になるでしょう。
勝ちパターンを実践するだけです。
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