ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から42週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。

USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYは特典として無料プレゼントしている
オリジナルパラメーターでの運用です。
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前回は+18.9%でしたが、今回は+13.04%となっており、
この1週間で、-5.86%の減少となりました。

先週は米雇用統計を受けての急激なドル買い、ユーロ売り後の反応を確かめる相場
という位置づけでしたが、蓋を開けてみると、
ドル買い、ユーロ売りは進行せずに、行き過ぎの調整という巻き戻しの週でした。

それを受けて、EURUSDは多少上昇にバイアスのかかったレンジ相場となりましたが、
レンジ幅がジャッキーボリンジャーのロジックと合わず、
レンジの上限で買って、レンジの下限で売る、
という俗に言う “往復ビンタ状態” になってしまいましたね。

そのあたりを具体的にチャートで確認してみましょう。

以下は、先週1週間分のEURUSDの1時間足チャートで、
ジャッキーボリンジャーがどこでエントリーと決済をしたのかを示しています。
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(B)はロングエントリーの位置を示していて、青色点線の先で決済しています。
(S)はショートエントリーの位置を示していて、赤色点線の先で決済しています。

左端に見える大陰線が米雇用統計時の急落ですが、
その後は幅100PIPSほどのレンジ相場になっている事が分かります。

ジャッキーボリンジャー的には一番苦手なレンジ幅ですね。

押目買いのつもりがレンジ下限への動き、そして、
戻り売りのつもりがレンジ上限への動きとなっており、見事に裏をかかれています。

数ある相場展開の中には、このようなレンジ相場も一定期間含まれる事になるので、
ある程度の損失は許容して受け入れるしかないですね。

しかし、最近のEURUSDは回復基調にあっただけに残念です。

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