ニュートンFXではファーストステージ、セカンドステージ、
及び、サードステージという呼び名で3つの手法が提供されています。
そのうち、セカンドステージはブレイクアウト系の手法となっていて、
いわゆる”レンジ相場からのブレイク“を狙っていきます。
しかし、ニュートンFXでのレンジブレイクの定義は、
一般的に言われるようなレジスタンスラインの上抜け、サポートラインの下割れ
というものとは違っていて、
大衆心理の変化、つまり、市場に参加しているトレーダーの思惑が
一方方向へ動き出す初動を捉えるような仕組みになっています。
なので、チャート上では、明確なレジスタンスライン、サポートラインが
見当たらない場合もありますが、セカンドステージの手法としては、
動意がない状態からの初動をエントリーするようになっているはずです。
昨日は、東京時間からニュートンFXのチャートで監視していましたが、
USDJPY、EURUSD共に動意が無くて、
セカンドステージにおけるレンジ相場の条件に一致していました。
そこで、ブレイクアウトの手法でトレードすべく、
ルールどおり、所定の逆指値エントリーで待ち構える事にしました。
USDJPYの15分足チャート
チャートにある上向き赤色矢印と下向き青色矢印は
ファーストステージにおけるエントリーサインですので、
今回は無視してください。
そして、左上に青色文字で表示されているものは
私が独自特典として提供している
「エントリー値自動計算インジケーター」による各種情報で、
これを利用するとエントリーまでの手間を大幅に削減できます。
実際のトレードとしては、最初の横向き青色矢印でロングエントリーして、
次の横向き青色矢印で決済しています。
つまり、このトレードは損切りで終わっています。
東京時間に上向きに動き出した初動を捉えてロングエントリーしていますが、
その直後に要人発言によって円買いが起こって急落。
何とかストップにかからずに粘っていましたが、
ロンドン時間に入ってから下落が進行してしまい、
今度はストップにヒットして損切り終了となりました。
EURUSDの15分足チャート
最初の横向き青色矢印でロングエントリーして、
次の横向き青色矢印で決済しています。
こちらは大幅利益で終わっています。
エントリー直後はそれほど動意づいた感じではなかったですが、
ストップにも利確条件にも一致しなかったので、そのまま放置していたら
NY時間までポジションをキープする事になってしまいました。
そして、23時過ぎにISM非製造業景況指数の発表があったんですが、
市場予想より弱い数字にドル売り反応となって急騰、
ようやくブレイクっぽいチャート形状になってくれました。
その後は、セカンドステージのルールどおり、
トレーリングストップによって利益を確保しつつの利大追求です。
このトレードに関しては運が良かったですね。
経済指標が逆の結果だったら急落していた可能性もあったわけですから。
結局この日は2回トレードを行って、合計+36.5PIPSの獲得となりました。
セカンドステージの手法はファーストステージの手法よりも出現頻度は低いですが、
市場に内在するエネルギーが溜まっている状態からの初動を狙っていくので、
何かのきっかけで大きく動き、大幅利益の可能性がある手法です。
特に15分足よりも大きな1時間足や4時間足のトレンドと同方向へのブレイクは
勝率が高くなる傾向にあるので、積極的に狙っていきたいですね。
逆指値による予約注文なので、裁量判断の余地が少ない
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