Ava Swing Systemのデフォルトのパラメーター設定では、
最大で2ポジション持つようになっています。

この2つ目のポジションを”ナンピン”と勘違いしている方も
いらっしゃるようですので、今一度再確認しておきます。

Ava Swing Systemはロジック非公開であり、
私はその開発に携わってはいませんので、
あくまでもバックテストやフォワードテストからの考察となりますが、
Ava Swing Systemではナンピンを行っていません。

ナンピンとは、含み損になったポジションの建値単価を
現在レートに近づけて、できるだけ勝ち逃げできるようにする
ポジショニング操作の事です。

しかし、Ava Swing Systemでの2つ目のポジションは
こうしたナンピンの定義には当てはまりません。

チャートでポジショニングを確認してみると、
1つ目のポジションの含み損が大きくなったから
2つ目のポジションを建てているのではなく、
あくまでも予兆判定型トレンドフォローロジックの適用場面になったので
2つ目のポジションを建てているだけのように見えます。

そして、勝ち逃げするために小幅利益に終わらせる事も少なく、
トレンドに沿って利益を伸ばしている印象もあります。

こうしたことから、Ava Swing Systemでの2つ目のポジションは
ナンピンではないと推測できます。

誤解のないようお願います。

という事で、Ava Swing Systemのフォワードテスト開始から
40週間経過後の成績を掲載します。

    テスト条件

    ・初期資金50万円
    ・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
    ・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

今週までの収益曲線
ava18112501
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。

40週間で79回ポジションを取り、
+7.81%合計+390.7PIPSの獲得となりました。

前回の記事では、EURJPY適用EAの不振と
今後の稼働、非稼働についての対策を書きましたが、
それに則って運用していれば、
現在まで堅調な利益推移になっているはずですね。

EURJPY適用EAに関しては、まだ少しマイナス収支ですが、
もうそろそろプラ転しそうです。

しかし反対に、
GBPJPY適用EAの成績が少しずつ落ちてきたでしょうか。

まだハッキリしませんので、
GBPJPY適用EAは引き続き全稼働を推奨します。

しかし、なんだかんだ言いつつも、
フォワードテスト開始から約9か月間経過して、
トータルの成績では順調に右肩上がりになっているので、
今のところは大きな問題はないといえるでしょう。

さて、もうそろそろ師走に近づきつつありますが、
Ava Swing Systemではパラメーターにより、
閑散相場となる年末年始には稼働しないように
デフォルトで設定されています。

既購入者の方は今一度パラメーター設定を確認しておきましょう。

予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
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