Ava Swing Systemはポンド円とユーロ円に適用するEAなので、
英のEU離脱に関するニュースに大きな影響を受けます。

しかし、EU離脱に関するニュースは指標発表とは違って
いつ報道されるか分からず、時間帯が不明なので、
EU運用者としては事前に対策が取れないのが厄介です。

ここ1ヶ月あたりも、英とEUで離脱協定に関する協議をしていて
その都度出てくるヘッドラインにポンドが振らされて急騰急落、
テクニカルでは測れないような汚いチャートに
なってしまうケースも多かったですね。

通常このようなケースは、EAにとっては都合が悪いんですが、
Ava Swing Systemではどのような結果になったでしょうか。

では、
Ava Swing Systemのフォワードテスト再開から
40週間経過後の成績を掲載します。

    テスト条件

    ・初期資金50万円
    ・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
    ・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

現在までの成績
ava19102001
紫色グラフは、EURJPY適用のEA
ピンク色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。

40週間で79回ポジションを取り、
+12.13%合計+606.3PIPSの獲得となりました。

8月あたりからちょっとしたドローダウンでしたが、
最近になって徐々に回復傾向にあるでしょうか。

上記グラフを見る限りにおいては
EU離脱に関する影響は少ないようです。

前回の記事では、
「GBPJPY適用EAは一旦非稼働も検討すべき」と書きましたが、
ピンク色グラフを見ても分かる通り、
収益0%を再び回復してきていますので、
再度、稼働を視野に入れても良いでしょう。


参考までに、今年以降の月別収益を確認しておきます。
ava19102002
今年はEU離脱の話題が不定期に出てきていますが、
それにしては、Ava Swing Systemは成績が安定していますね。

8月だけは大きく落ち込みましたが、
それ以外の月はEAとしては十分に合格点をあげられます。


先日、英議会でEU離脱修正案の採決が見送りになり、
英ジョンソン首相は離脱期限の延長を申請しました。

これにより、今月末に決まっていた離脱期限が延長されれば、
英の混迷はまだしばらく続くことになります。

ポンド関連のEAにとっても不安要素が続くことになりますが、
Ava Swing Systemはこれまで通りの働きを期待したいですね。

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