前回のAva Swing Systemの記事でも少し触れましたが、
独自特典として提供する私の自作EAが決まり、
マニュアルも完成しましたので、
ここに改めて報告します。
提供する自作EAの名前は、
『k-ea01BreakUSDJPY』
としました。
元々、私が開発しているEAは、私一人だけで運用しており、
他人様に提供する事を想定しているわけではないので、
名前に関しても、特に着飾ったネーミングにはしていません。
一応、コードネーム的な呼び名にしているんですが、
それだと、他人様に提供した時に分かりづらいと思われるので、
上記のような、少しだけ分かりやすい名前に変更しました。
k-ea01BreakUSDJPYに関する基本情報
k-ea01BreakUSDJPYに関する基本情報を挙げておきます。
- USDJPYの5分足専用のEA
- 順張りのブレイクアウト系
- デイトレ~スイング
- 最大ポジション数は1つ
- 両建て無し
- トレーリングストップ機能
次に、「k-ea01BreakUSDJPY」の特徴を挙げておきます。
- 5分足でトレンドが発生したらプルバックの動きを捉えてエントリー
- ダウ理論や移動平均線やMACDなどの複数の指標でトレンドを確認
- 持合相場を定義してその間はエントリーしない
これらを簡単に説明すると、
5分足でトレンドが発生したらプルバックの動きを捉えてエントリー
トレンドが発生したらエントリーするのではなく、
一旦、軽く押し(戻り)が入ったところで(いわゆるプルバック)
エントリーするように設計。
ダウ理論や移動平均線やMACDなどの複数の指標でトレンドを確認
ダウ理論における高値安値の切り上げ切り下げを確認したり、
長期移動平均線との位置関係を確認したり、
MACDでの流れを確認したり、など、
複数のテクニカル指標を併用してトレンドを確認し、
その方向にだけエントリーするように設計。
持合相場を定義してその間はエントリーしない
持合相場に関しては、4時間足、日足レベルで見ていますので、
仮に、日足レベルで持合となっていたら、
数週間、もしかしたら1ヶ月以上エントリーしないケースもあり得ます。
このブログの常連さんなら、
もしかするとピンとくるかもしれませんが、
実はこの「k-ea01BreakUSDJPY」とは、
現在、販売停止となっているFOREX SHOGUNで
独自特典として提供していた「EA01-K-Break3」のUSDJPY版なんですね。
つまり、「EA01-K-Break3」は、EURUSD専用でしたが、
「k-ea01BreakUSDJPY」は、USDJPY専用となっています。
よって、「k-ea01BreakUSDJPY」と「EA01-K-Break3」は
似たような仕様、ロジックとなっていますが、
各パラメーターはそれぞれの通貨ペアで最適化されており、
それぞれの通貨ペア専用のEAになっています。
k-ea01BreakUSDJPYの過去10年間のバックテストの成績公開
では次に、k-ea01BreakUSDJPYの過去10年間の
バックテストの成績を掲載しておきます。
重要項目を挙げておくと、
プロフィットファクター=1.35
相対ドローダウン=4.14%
総取引数=2500
勝率=56.16%
リスクリワード比=31.15/29.52=1.06
となっています。
リスクリワード比が、ほぼ1なので、
勝ち負けを繰り返しながらコツコツと利益を積み重ねるロジック
となっている事が分かります。
また、総取引数が多いのも特徴ですね。
10年間で2500回トレードするという事は、
1年間で250回です。
営業日を考慮すると、
1日平均1回エントリーする計算になります。
開発時には取引回数を多くしようとしたわけではないんですが、
結果的には取引回数が多い状態のまま
プロフィットファクターを高めに維持する事ができました。
k-ea01BreakUSDJPYのフォワードテストの成績
次に、Myfxbookでのフォワードテストの成績を掲載しておきます。
以下のフォワードテストは、
2016年10月から2018年2月末までの成績で、
今も現在進行形でテストは継続しています。
フォワードテスト期間は約17か月という長期間に渡っていますので、
かなり信頼性が高いと言えるのではないでしょうか。
なお、このフォワードテストのMT4の環境では、
k-ea01BreakUSDJPYだけでなく
複数の自作EAを同時並行でテストしています。
よって、資金管理上、ロット数が適切でない可能性があるので
利益率(Gain)は参考程度に見て下さい。
重要なのは、
Trades(取引回数)とProfit Factor(プロフィットファクター)
そして、Pips(獲得PIPS)です。
つまり、
「どれだけの取引回数をこなした上でのプロフィットファクターなのか
そして、どれだけのPIPSを獲得できたのか」
こちらに注目してください。
取引回数=441回
プロフィットファクター=1.18
獲得PIPS=1026.2
となっており、
バックテストほどのPFは出せていませんが、
このくらいの差は想定の範囲内です。
また、ドローダウンの期間もありますが、
概ね順調に推移している事が分かって頂けると思います。
このようにフォワードテストでも十分に機能しています。
k-ea01BreakUSDJPYのエントリー位置と決済位置の確認
k-ea01BreakUSDJPYがどのようなところでエントリーして、
どのようなところで決済するのか、
具体的にチャートで確認しておきましょう。
なお、k-ea01BreakUSDJPYは5分足専用のEAですが、
5分足チャートだと複数のトレード例を一度に表示できないので、
以下では便宜上、30分足チャートに変更して見せています。
(青色ラインがロング、赤色ラインがショートです)
USDJPYの30分足チャート参考1
USDJPYの30分足チャート参考2
k-ea01BreakUSDJPYはブレイクアウト系のEAですが、
チャートのレジスタンスラインやサポートラインを確認して、
そのブレイクでエントリーするロジックではないです。
また、ブレイクがダマシとなった場合、
ドテンするケースもあります。
k-ea01BreakUSDJPYを利用するにあたっての注意事項
FX会社について
このEAを利用する際には、
MT4のサーバー時間は「GMT+2」(夏時間はGMT+3)
を採用しているFX会社で運用してください。
現時点の国内のFX会社だと、
FXTF、OANDA JAPAN、楽天MT4、外為ファイネスト
海外のFX会社だと
FXDD、XM、Axiory、TitanFX、FxPro
などになります。
現状「GMT+2」(夏時間はGMT+3)を採用しているFX会社が最も多いですが、
全てのFX会社のサーバー時間を確認する事はできませんので、
後はご自身でご確認ください。
エントリー時間について
k-ea01BreakUSDJPYがエントリーする時間帯は決まっており、
サーバー時間で、5時~18時の間にエントリーするようになっています。
すなわち、日本時間に変換すると、
夏時間では、11時~24時までの間、
冬時間では、12時~25時までの間にエントリーします。
アカウント制御について
以前、FOREX SHOGUNの独自特典で
「EA01-K-Break3」を提供していた際には、アカウント制御を行い、
指定した口座からしか稼働できないよう制限をかけていたんですが、
購入者が多くなるほどに、
アカウントの埋め込み作業(プログラミング)が
面倒であることに気づきました(笑)
そこで、今回の「k-ea01BreakUSDJPY」に関しては
アカウント制御は行わないようにしました。
つまり、どこのFX会社でも稼働できます。
ただし、
あまりにも購入者が多くなり過ぎたと判断した場合は、
それ以降、アカウント制御する事を検討しますし、
さらに、購入者が増えてしまった場合には、
提供自体を停止することも検討します。
その場合は、別途Ava Swing Systemの個別記事で告知します。
以上、ちょっと長くなってしまいましたが、
Ava Swing Systemの独自特典「k-ea01BreakUSDJPY」の説明でした。
どうぞ、あなたのポートフォリオの仲間に入れてやってください。
予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
→Ava Swing Systemの詳細レビューへ
PS.
Ava Swing Systemは要らないけど、
「k-ea01BreakUSDJPY」だけが欲しい場合は、
ブログ上部メニュー「独自特典のみの購入方法」をご覧ください。