kienは日足チャートでトレンドを把握し、
4時間足チャートのシグナルに従ってトレードを行う
デイトレ手法となっています。

そこで注意しておきたいのは、
4時間足チャートに表示される全てシグナル(矢印)に従ってはいけない
という事です。

4時間足チャート上に表示されているシグナルは
日足チャートの形状までも把握したうえで
シグナルを出しているわけではありません。

まずは、マニュアルを学習して、
日足チャートの形状がロングできる状況なのか、それとも、
ショートできる状況なのかを把握しておく必要があります。

そのうえで、日足チャートでロングできる状況の時に、
4時間足で買いのシグナルが出たらロングエントリーしますし、
日足チャートでショートできる状況の時に
4時間足で売りのシグナルが出たらショートエントリーするようにします。

また、ストップの位置にも注意です。

マニュアルにそのまま従っていくのならば、
リミット値とストップ値は固定幅で設定すれば良いので楽です。

しかし、サポートラインやレジスタンスラインといった
基本的なチャート分析スキルが身に付いているのなら、
kienの基本方針であるリスクリワード比>1という条件を満たした上で、
チャート形状に即したリミット値、ストップ値を
設定した方が期待値が上がるでしょう。

最初のうちは、初心者のうちは
固定幅のリミット値、ストップ値で良いですが、
慣れてきたら、テクニカル的に意味のある位置に
リミット値とストップ値を置くようにしたいですね。

押目買いの4トレード

先週の後半あたりからkienでチャートを監視していましたが、
なかなかシグナルが出ませんでしたね。

現在は、綺麗な押目買い、戻り売りのチャートパターンは出にくいようですが、
何とか4回ほどトレードできましたので、
その時のチャートを掲載しておきます。

EURUSDの4時間足チャート
eurusd4h17060901
全部で3回トレードしていますが、
どれも、最初の横向き黒色矢印の位置でロングエントリーして、
次の横向き黒色矢印の位置で決済しています。

3回目のエントリーは損切りとなっています。

kienでは押目と判断した時に
上向き青色矢印が表示されるようになっていますが、
なかなか良いタイミングで出していると言えるでしょう。

しかし、最後の3回目のシグナルに関しては、
直近高値付近でのシグナルでもありますし、
その高値がレジスタンスっぽくなっているので、
エントリーを見送っても良かったですね。


GBPUSDの4時間足チャート
gbpusd4h17060902
最初の横向き黒色矢印の位置でロングエントリーして、
次の横向き黒色矢印の位置で決済しています。

緩やかな上昇トレンドの中での押目買いでしたが、
何とか利確位置まで到達してくれましたね。

今週は英選挙が控えているので、
そういったファンダメンタルズ要因を考慮するなら
ポンド関連の通貨ペアは見送っても良かったかもしれません。

ちなみに、上記チャートを見ると、
直近ではGBP売りで急落後しており、
その時にもロングのシグナルを出していますが、
もちろん見送りですからね。


result17060903
結局、4回トレードを行って3勝1敗、
合計で+93.2PIPSの獲得となりました。

先にも、
リミット値とストップ値はマニュアル内では固定値と書きましたが、
私の場合は、kienのルールを尊重しながらも
チャート形状に合わせて根拠のある位置に
リミット値とストップ値を置くようにしています。

上記の4つのトレードでもそのようにしていますので、
既にkienでトレードを行っている方は、
誤解しないようにして下さいね。

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