最近為替に影響を与えたファンダメンタルズ的な出来事と言えば、
イタリア政局不安問題が挙げられます。

これによりユーロ円は日足レベルでの
急激な下降トレンドになったと思いきや、
その後は安値でもみ合う事なくV字回復となりました。
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トレテンワールドFXはトレンド転換場面を狙っていくので、
想定以上にトレンドが長引いてしまうと
損切りにあいやすくなります。

今回の日足レベルでのユーロ円のV字回復も
想定以上に下降トレンドが長引き、
想定以上にその後の上昇トレンドも長引いたので、
EURJPY適用のEAに関しては、
下降トレンド時にロングを仕掛けて損切り、
その後の上昇トレンドにショートを仕掛けて損切り、
というように悪循環にハマってしまったようです。

では、
トレテンワールドFXの期間限定EAと私からの独自特典「k-pinbarEA」の
フォワードテスト開始から28週経過後の成績を掲載します。

    テスト条件

    ・初期資金30万円

    ・トレテンワールドFXの期間限定EAを
     USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
    ・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

    ・私からの独自特典「k-pinbarEA」を
     USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
    ・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

    ・上記の合計6つのEAを一つのMT4上で同時稼働

初期資金の金額については、各EAのエントリー回数が
それほど多くない事を考慮して決めましたが、
今後変更する可能性もあります。


今回の収益曲線(トレテンワールドFXの期間限定EA)
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ピンク色グラフは、USDJPY適用のEA
アクア色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。

28週間で101回ポジションを取り、
-16.02%合計-462.9PIPSの損失となりました。

5月の中旬以降、損失幅が拡大していますが、
時期的には、イタリア政局不安が起き始めた頃、
つまり、ユーロ売りによって、EURJPYとEUEUSDが急落し、
ボラティリティが大きくなった頃と一致しているので、
やはり、悪い方向へファンダメンタルズ的な影響を受けたんでしょう。

以前の記事では、
リアル環境でトレテンワールドFXのEAを動かしている場合、
一旦非稼働にすべき基準を書きましたが、
それに従っていれば、今回のドローダウンの影響は
最小限に抑える事ができましたね。

引き続き、上記3つのEAについては、
非稼働にして様子見とし、回復を待つことを推奨します。


今回の収益曲線(独自特典「k-pinbarEA」)
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アクア色グラフは、USDJPY適用のEA
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。

28週間で96回ポジションを取り、
+15.14%合計+445.9PIPSの獲得となりました。

先に掲載したトレテンワールドFXのEAほどではないですが、
こちらのEAもドローダウンに入っているようです。

まぁ、テスト開始以降、約6か月間右肩上がりでしたから、
もうろそろそろドローダウンが起きてもおかしくない時期でしょう。

しかし、プロフィットファクターと獲得PIPSから判断すると、
まだまだバックテスト以上の成績となっています。

よって、安全を期すなら
こちらのEAも一旦非稼働にする事を検討しても良いでしょう。


EAって不思議なもので、
何かしらの重要イベントやサプライズニュースをきっかけとして、
その後の成績が大きく変わるケースがあります。

今回のイタリア政局不安もその可能性がありますので、
今後のトレテンワールドFXの挙動には細心の注意が必要です。

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