一般的には、FX商材やEA商材を販売する際、
それに独自のインジケーターやEAが付属している場合は、
実行ファイル(ex4)のみを提供して、
ソースファイル(mq4)は提供しません。
ソースファイルとは、プログラミングコードが書かれている
生のファイルの事です。
ソースファイルをコンパイルすることで
人間が読めない形式の実行ファイルに変換して、
その実行ファイルを提供するわけです。
では、なぜソースファイルを提供しないのか、というと、
その理由は明白で、
“他人にプログラミング内容を知られないようするため”
ですね。
人間が読める形式のソースファイルを提供してしまうと、
もちろんプログラマーにはそのロジックが理解できてしまいます。
商材の核となるロジックを
プログラムレベルで知られてしまうのは避けたい
と思うのが普通の感覚でしょう。
しかし、、、このトレテンワールドFXでは、
独自開発のインジケーターとEAが共に
ソースファイルとして提供されています。
つまり、プログラムの中身が読めてしまうんですね。
このあたりは、開発者のポリシーなのかもしれませんが、
結構、思い切った事をしたという印象です。
もちろん私もそのロジックを解析させてもらいましたが、
他人が書いたロジックを見る機会は滅多にないので、
非常に勉強になりました。
インジケーターやEA開発を目指している人には
このソースファイルは参考になるかもしれませんよ。
では、
トレテンワールドFXの期間限定EAと私からの独自特典「k-pinbarEA」の
フォワードテスト開始から25週経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金30万円
・トレテンワールドFXの期間限定EAを
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・私からの独自特典「k-pinbarEA」を
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・上記の合計6つのEAを一つのMT4上で同時稼働
初期資金の金額については、各EAのエントリー回数が
それほど多くない事を考慮して決めましたが、
今後変更する可能性もあります。
今回の収益曲線(トレテンワールドFXの期間限定EA)
ピンク色グラフは、USDJPY適用のEA
アクア色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
25週間で90回ポジションを取り、
-5.77%、合計-167.7PIPSの損失となりました。
前回から小幅に損失幅が増えましたが、
上記グラフを見ると、USDJPY適用のEAが最も成績が悪いですね。
特に4月以降のドローダウンが顕著ですが、
これはドル買いによる上昇トレンドを
ショートでエントリーしてしまっている結果です。
上昇トレンドからのトレンド転換を狙って
ショートを仕掛けているんですが、
想定以上に上昇トレンドが継続している結果、
踏み上げにあっている格好です。
現在のUSDJPYの上昇トレンドが継続している限りは
USDJPY適用EAのショートは非稼働にした方が良さそうです。
今回の収益曲線(独自特典「k-pinbarEA」)
アクア色グラフは、USDJPY適用のEA
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
25週間で86回ポジションを取り、
+21.37%、合計+626.5PIPSの獲得となりました。
こちらは前回から小幅に利益幅を増やしており、
相変わらず好調をキープしていて、
とうとう600PIPS超えまで来ましたか。
直近では損切りが続いていますが、
まだドローダウンという表現は合わないでしょう。
また、偶然かもしれませんが、
こちらもUSDJPY適用EAの成績が最も悪いですね。
ここ数ヶ月間は、USDJPYとトレンド転換系ロジックは
相性が悪いんでしょうか。
たま~~にですが、
読者様が作ったEAのプログラム内容の添削をお願いされます。
簡単なものなら良いんですが、
実稼働レベルのものだと、解析に時間がかかってしまいます。
どうかご了承いただき、
トレテンワールドFXのような公開ソースコードを参考に
ご自身で勉強して頂くようお願いします。
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