FX Realizeでは複数のインジケーターを組み合わせることで
優位性のあるロジックが構築されています。
そして、インジケーターというものは、
もとをただすと、ローソク足4本値の数値から計算されているものがほとんどです。
つまり、定量的な側面から分析し、
その優位性を見つけ出したわけです。
もちろん、これだけでトレードしても構わないんですが、
それに加えて定性的な側面から分析し、
新たな優位性を加えれば、更なる期待値上昇が見込めます。
そして、その定性的な分析の代表が、
プライスアクションですね。
プライスアクションとは、4本値の数値から計算するのではなく、
チャートそのものの流れ、構成から2次元的にその優位性を見つけ出す戦略です。
プライスアクションにも幾つかのノウハウがあるんですが、
最も効果的なのがレジスタンスラインとサポートラインでしょうか。
レジスタンスラインとサポートラインを意識するだけで、
より確度の高いトレードができるようになります。
要するに、
レジスタンスラインが手前にある状態でロングしないこと、
サポートラインが手前にある状態でショートしないこと、
これを守るだけでも余計な損切りトレードが減るはずです。
逆を言えば、
レジスタンスライン抜けが確定してからロングする、
サポートライン割れが確定してからショートするわけです。
FX Realizeのシグナルと上記のようなプライスアクションとの組合せは特にお勧めです。
レジスタンスラインを超えてからロングのシグナルに従う
先日の火曜日、ロンドン時間から
FX Realizeでチャート監視を始めました。
ここ最近は、日足レベルでのドル売り、円売りが継続しており、
ドルストレートもクロス円もどちらも上昇トレンドになっています。
よって、この日もロング指向で臨むことにしました。
執行時間軸は15分足で、
監視対象通貨ペアはEURJPY,EURUSD,GBPJPY,GBPUSDです。
USDJPYに関しては、
ドル売りと円売りの相殺でトレンドが出ない可能性を考慮して、
この日はトレード対象から外しました。
それらを踏まえて、、、
GBPJPY15分足チャートでのトレード
GBPJPYの15分足チャート
アクア色矢印は浅い押しでのロングシグナル、
青色矢印は中程度の押しでのロングシグナルで、
黄色チェックマークは利確のシグナルです。
そして注目すべきは赤色ラインです。
このチャートだけだと分からないですが、
実はこのラインは昨日からのレジスタンスラインでした。
そして当日、このラインをブレイクしたことで
プライスアクション的にも上昇トレンドが確認できたのでロングできる状態、
つまり、ロングシグナルに従える状態になったわけです。
結局、NY時間の2つのシグナルで共に利確できました。
ちなみに、ロンドン時間にもシグナルが出ていますが、
この時にはまだチャートを見ていなかったのでトレードしていません。
EURJPY15分足チャートでのトレード
EURJPYの15分足チャート
アクア色矢印は浅い押しでのロングシグナル、
黄色チェックマークは利確のシグナルです。
考え方は先のGBPJPYと同じです。
赤色ラインを超えたことで
プライスアクション的にも上昇トレンドが確認できたので、
その時点で改めてロングのシグナルに従うことにします。
この日は1回だけのシグナルで、途中では含み損にもなりましたが、
赤色ラインを割らずに上昇に転じ、無事利確まで到達しています。
EURUSD15分足チャートでのトレード
EURUSDの15分足チャート
アクア色矢印のシグナルでロングエントリーしましたが、
その後は停滞気味に推移しました。
そのままポジションをキープし続けたんですが、
深夜24時を回ってしまったので、
仕方なく手動で損切り決済としました。
斜め下向き青色矢印の先で損切り決済しています。
この日は全部で5回トレードして3勝2敗
合計+25.2PIPSの獲得となりました。
ちなみに、GBPUSDでもエントリーしたんですが、
こちらも時間切れで手動損切りとなりました。
FX Realizeは優位性のあるロジックを提供してくれますが、
レジスタンスラインやサポートラインまでは加味していません。
まぁ、実際問題としてレジスタンスラインやサポートラインは
インジケーターで機械的に引くことは困難なので
それは仕方のないことです。
やはり、ラインに関しては
トレーダー自身の目で判断する必要がありますね。
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