EA(自動売買)は勝率が高いほど優秀なのか?

EAのロジック、コンセプトというのは、
開発者のそれまでのトレード経験が反映されるものです。

そして、巷には高勝率を謳っているEAが数多く販売されていますが、
私はこのようなEAを見ると、

このEAの開発者は、裁量トレードでも勝ちに拘って、
 損大利小のトレードを繰り返していたんだろうなぁ

と疑ってしまいます。

まず前提として、EAに高勝率を求める意味があるんでしょうか?

マインドの影響を受けにくいEAだからこそ、
勝率よりも期待値やドローダウンの改善を追求すべきだと思うんですが。

市販されているEAには勝率8割、9割をウリにしているものもあり、
また購入する側も勝率8割、9割を条件に入れているケースも多いでしょう。

しかし、私からすると、勝率8割なんて “異常” です。
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相場はある意味、ランダム相場と非ランダム相場に分ける事ができ、
出現率としては、ランダム相場の方が多いです。

にも関わらず、5年、10年という長いスパンに渡って、
十分な取引回数をこなした上で勝率8割以上となっているのは、
過去の相場に対して、過剰な最適化をしたり、
無意味なフィルタリングをしている事を疑ってしまいます。

勝率は4割~6割程度あれば十分です。

もしも私が開発しているEAが勝率8割以上のバックテストの成績を収めていたら、
逆に、プログラムの不備を疑ってしまいます。
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というか、開発時に勝率を気にした事は全くありません。

私がEAを開発する時に常に意識しているのは、
期待値ドローダウン収支曲線のカーブです。

勝率を上げようという意識でEAを開発した事は一度もありません。

私はスーパープログラマーでもなんでもなく、
単なる元プログラマー、且つ現裁量トレーダーという立場ですが、
そうした自分の経験を反映して開発するEAというのは、
順張りトレンドフォローのものがほとんどで
勝率は結果的には4割~6割に収まるようになっています。

まぁ、EAを販売する立場としては、
自分のEAの特徴として、高勝率を掲げた方が売れやすい
という面もあるんでしょう。

実際私も、FX初心者の頃には高勝率に惹かれてEAを購入した事がありましたが、
コツコツドカンの繰り返しで資金時間精神を無駄にすり減らした経験があり、
それ以降は、高勝率の市販EAには何の魅力も感じなくなっています。

大げさでも何でもなく、
高勝率=良いEA
という図式は全く当てはまりません。

もっと重要な要素は、期待値、ドローダウン、収支曲線です。

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