ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から21週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。
USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYはオリジナルのパラメーターでの運用です。
前回は-2.58%でしたが、今回は-6.37%となっており、
この1週間で-3.79%の減少となりました。
先週は大きなイベントとしてはFOMCがありましたが、
丁度そのイベント前にEURJPYでポジションを持っていて、
それがFOMC経過後の乱高下に振られてしまって損切りとなった事が
マイナスの一番の原因ですね。
それ以外では特に大きな変動は見られないですが、
相変わらずEURUSDの不振が続いています。
そこで今回は、EURUSDのポジション別の成績の推移を見てみましょう。
緑色ラインはロングポジションにおける成績の推移、
赤色ラインはショートポジションにおける成績の推移です。
これを見ると、4月中旬まではショートポジションの成績は良かったですが、
それ以降は徐々に下げてきている事が分かります。
それに対して、ロングポジションは運用開始直後からうまく機能していないですね。
特に5月中旬以降の落ち込みが大きくなっています。
これをEURUSDの日足チャートの形状と併せてみましょう。
4月中旬までは全般的に下降トレンドとなっているので、
ショートの成績が良いのは納得できます。
そして、4月中旬以降はチャート的には反転上昇しており、
明らかに買いが優勢と思われるんですが、
それがロングポジションにうまく反映されていませんね。
特に6月に入って以降は上向きのチャートとなっているんですが、
ロングポジションの成績はほとんど回復していません。
この辺りがEURUSDの不調の原因でしょうか。
EURUSDの波の振幅とジャッキーボリンジャーの利確、損切りとの位置関係が
合っていないんでしょうね。
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