ジャッキー・ボリンジャーのフォワードテスト開始から31週間経過後の
USDJPY,EURUSD,EURJPYの通貨ペア毎の収支曲線の推移をお見せします。

USDJPYはデフォルトのパラメーターでの運用、
EURUSDとEURJPYはオリジナルのパラメーターでの運用です。
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前回は+26.16%でしたが、今回は+23.79%となっており、
この1週間で、-2.37%の減少となりました。

先週は月曜日に世界同時株安の一旦の?ピークを迎える事になり、
極端なドル売り、円買い、ユーロ買いというリスク回避の動きとなりました。

しかし、その後は徐々に持ち直しており、
値幅としてはかなりの高ボラティリティ-な1週間となりましたね。

そんな中、ジャッキーボリンジャー的には小幅なマイナスで終わっており、
まぁまぁ及第点を付けても良いのではないでしょうか。

EAというのは過去のチャート形状を元に、
確率の高い場面を狙うように設計されているので、
先週のような異常にボラティリティの高い相場は想定していない、
というか、出現確率が低いのでそれほど重要視していないはずです。

なので、小幅のマイナスで済んで良かった、
くらいに思っていた方が良いでしょう。

先週の収支で特に気になったのは、USDJPYの動きでしょうか。

火曜日にグラフが大きく落ち込んでいる場面がありますが、
これは暴落後の戻り相場をロングして、
その後の下落に捕まってしまった損切りですね。

そのあたり、具体的にUSJPYの1時間足チャートで見てみましょう。
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これはジャッキーボリンジャーがどこでエントリー、決済したのかを表しています。

(B)はロングエントリーの位置を示していて、青色点線の先で決済しています。
(S)はショートエントリーの位置を示していて、赤色点線の先で決済しています。

暴落の際中はエントリー条件に合わずにノートレードとなっていますが、
その後の戻り相場ではロングメインでトレードしていますね。

そして、25日の2回目のロングエントリーが
ストップにかかっての損切りとなってしまいました。

ちなみに、USDJPYの最大ストップ幅は初期設定では100PIPSとなっているんですが、
今回久しぶりにその最大幅のストップを喰らってしまいました。

最近のUSDJPYは好調でしたので、まぁ仕方ないですね。
確率的にはこのような事もたまに起こります。

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