トレテンワールドFXのフォワードテストを開始してから
ちょうど一年が経過しましたので、
今回は簡単な総括をしておきたいと思います。
結論から言うと、
この1年間の収益曲線は右肩下がりのままとなっており、
正直、期待はずれだったと言わざるを得ないでしょう。
トレテンワールドFXは、3つの通貨ペアに対応していて、
それらのうち、どれか一つでも収益曲線が右肩上がりになっていたら、
サブの手法として、もしくは、EA構成要員の一つとして
利用することもできるんですが、
3つの通貨ペアの全てが万遍なくドローダウンとなっているので、
使いどころが難しいままで1年が経過してしまいました。
しかし、バックテストの段階では、10000ドルの初期資金で
最大ドローダウンが約2700ドル、相対ドローダウンが約17%でした。
それと比較すると、現在のドローダウンはまだ小規模なので、
ここでフォワードテストを中断してしまっては
意味が無くなってしまいます。
なぜなら、
バックテストを逸脱していない範囲の落ち込みなので、
ここから回復する可能性も十分に残されているからです。
ですが、実際にトレテンワールドFXを裁量手法として、
もしくは、EA(自動売買)として利用する立場からすると、
フォワードテストが期待値<1の状態では、
なかなか心理的にも使い続ける事はできないでしょう。
現状は、あくまでも回復待ちの状態であり、
今後仮に、バックテストを超える範囲のドローダウンが起きたら
その時点でブログでのフォワードテストの掲載を中止する予定です。
ということで、
トレテンワールドFXの期間限定EAと私からの独自特典「k-pinbarEA」の
フォワードテスト開始から53週経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金30万円
・トレテンワールドFXの期間限定EAを
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・私からの独自特典「k-pinbarEA」を
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・上記の合計6つのEAを一つのMT4上で同時稼働
今回の収益曲線(トレテンワールドFXの期間限定EA)
ピンク色グラフは、USDJPY適用のEA
アクア色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
53週間で210回ポジションを取り、
-23.75%、合計-697.0PIPSの損失となりました。
ちょうど一年経過して、約-700PIPSであり、
まだ上記の収益曲線を見ても、上向きになる期間がほとんどなく、
ズルズルと下げ続けている印象です。
3つの通貨ペア全てのEAが
万遍なく落ち込んでいるので、
引き続き全てのEAの非稼働を推奨します。
今回の収益曲線(独自特典「k-pinbarEA」)
アクア色グラフは、USDJPY適用のEA
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
53週間で205回ポジションを取り、
-2.88%、合計-106.9PIPSの損失となりました。
全体の成績では、5月中旬以降のドローダウンが
現在進行形で継続しています。
しかし、個別で見ると、
EURJPY適用EAの成績の落ち込みが大きくて、
それに引きづられて全体的に下げているようです。
EURUSD適用EAに関しては、
現在も僅かながら右肩上がりになっています。
USDJPY適用EAはまだ上向きになったというには
早過ぎますね。
よって、前回に引き続き、
全てのEAを一旦非稼働、もしくは、EURUSD適用EAだけを稼働
を推奨します。
私はどの商材の記事を書く時も、正直に書いていますが、
やはり、成績が悪い記事を書く時は気が引けますね。
しかし、この正直な記事が
読者様に正しい認識を与えていると思っているので、
今後もこのやり方は続けていくつもりです。
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