トレテンワールドFXはEA専用の手法ではなく、
EAと同じロジックの、つまり、EAと同じ位置で
エントリーと決済を繰り返すインジケーター(矢印)を使った
裁量トレードもできます。
というか、
本来はインジケーターを使った裁量トレードが主であり、
EAは限定特典という扱いなので、
全ての購入者がEAを入手できる保証はありません。
私は限定特典EAを入手したので、これまでの記事では
そのEAを使って機械的な検証作業をしていますが、
裁量トレードとしては、インジケーターによる矢印の出現を待って、
その時点で環境認識を行い、
実際にエントリーするかどうかを決めていきます。
しかし、、、
これまで検証してきた限りにおいては、EAの期待値が1以下なので、
同じロジックのインジケーター(矢印)に従った裁量トレードも、
やり難いことは事実ですね。
やはり、コアとなるロジックの期待値が1以上であって、
その上で裁量トレードとして利用していきたい
というのが本音でしょう。
そういった意味でも、現時点でのトレテンワールドFXは
裁量トレードとしても見送った方が無難かもしれません。
裁量トレードとして利用する場合は、
少なくともEAの収益曲線の上向きを確認してからですね。
ということで、
トレテンワールドFXの期間限定EAと私からの独自特典「k-pinbarEA」の
フォワードテスト開始から44週経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金30万円
・トレテンワールドFXの期間限定EAを
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・私からの独自特典「k-pinbarEA」を
USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
・上記の合計6つのEAを一つのMT4上で同時稼働
初期資金の金額については、各EAのエントリー回数が
それほど多くない事を考慮して決めましたが、
今後変更する可能性もあります。
今回の収益曲線(トレテンワールドFXの期間限定EA)
ピンク色グラフは、USDJPY適用のEA
アクア色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
44週間で170回ポジションを取り、
-18.59%、合計-546.0PIPSの損失となりました。
前回からは多少回復していますが、
まだまだ右肩上がりとは言えないですね。
上記の収益曲線からは、
右肩下がりは収まったようには見えますが
安値圏で停滞気味に推移している感じがします。
各通貨ペアの個別EAをそれぞれ分析しても、
特に大きな変化はないので、
引き続き3つのEA全てで非稼働を推奨します。
今回の収益曲線(独自特典「k-pinbarEA」)
アクア色グラフは、USDJPY適用のEA
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。
44週間で163回ポジションを取り、
+1.07%、合計+14.9PIPSの獲得となりました。
5月中旬以降のドローダウンが継続しており、
残念ながら、獲得PIPSもほぼ0付近まで戻ってしまいました。
特にピンク色グラフのEURJPY適用EAの落ち込みが大きくて、
その落ち込みが総合の収益曲線にも影響しています。
EAって不思議なもので、ある日を境にして
急に調子が良くなったり悪くなったりします。
上記のピンク色グラフのEURJPY適用EAも
5月中旬を境にして別物のEAかのように
成績が変わっていますね。
もちろん、途中でEAのロジックを変更したわけではありませんが、
数ヶ月間調子が良かったものが、
ある日突然、調子が悪くなるケースもあります。
なので、フォワードテストが重要なんですね。
こちらも前回に引き続き、
全てのEAを一旦非稼働、もしくは、EURUSD適用EAだけを稼働
を推奨します。
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