FX Realizeでは、5分足用、15分足用、1時間足用の
3つの時間軸のEA(自動売買)が提供されていますが、
今回はその中から1時間足用EAを3日連続で稼働させてみましたので、
そのトレーディングを掲載しておきます。
ですがその前に、、、
1時間足用のEAを稼働させる場合は、
やはりVPS(Virtual Private Server)を利用したほうが無難でしょう。
FX Realizeでの5分足用EAや15分足用EAなら
“スポット稼働“というやり方で
ローカルPC上でその日だけ稼働させるという方法が有効です。
しかし、1時間足用EAになると、
エントリーから決済までにローソク足で10本以上かかる、
つまり、10時間以上かかってしまうことも普通にあるので、
その日のうちに、自分が起きている時間帯のうちに、
決済できるかどうかは分かりません。
つまり、自分が寝る前にEAがポジションを持っていたら、
どのように対応すべきか難しくなります。
EAが決済するまで自分も起き続けるのか、
それとも、寝る前に手動で決済してしまうのか、
それとも、PCの電源を入れっぱなしにして翌日まで待つのか、、、
EAに合わせて自分の生活スタイルを変えてしまうのは本末転倒で、
やはり、無理せずに1時間足用EAを稼働し続けるためには、
VPSを導入したほうが良いでしょう。
以下は、ローカルPC上での稼働ですが、
期間としては、わずか3日間だけでしたので、
それほど無理をした感は無かったですが、
これが常時PCの電源を入れっぱなしとなると、
さすがに、ちょっとキツイですね。
3日連続で1時間足用EAを稼働させてみた
今週の月曜日早朝~木曜日早朝までの丸3日間、
FX Realizeでの1時間足用EAを稼働させてみました。
稼働させた通貨ペアは、FX Realizeで推奨されている
USDJPY,EURJPY,EURUSD,GBPJPY,GBPUSDの5つです。
基本、放ったらかしでの運用としましたが、
月曜の朝、火曜日の朝、水曜日の朝には、
各通貨ペアの日足と4時間足のチャート形状を確認して、
ロングだけの稼働にするのか、
ショートだけの稼働にするのか、
ロングとショートの両方の稼働にするのか、
を、その日毎に細かく変更して運用していきました。
USDJPYの1時間足チャート(左クリックで別窓拡大)
斜めの青色矢印が4か所ありますが、
これらがロングのエントリーと決済を表しています。
つまり、上向きなら利確、下向きなら損切りです。
USDJPYは日足チャートで上昇トレンドだったので、
常に[Only Long]での運用としましたが、
今週は横ばい傾向が強くなってしまい、
それほど有益なトレーディングにはならなかったようです。
EURUSDの1時間足チャート
斜めの赤色矢印が5か所ありますが、
これらがショートのエントリーと決済を表しています。
つまり、下向きなら利確、上向きなら損切りですが、
今回は全て利確で終わっています。
EURUSDは日足では持合い、4時間足では下降トレンドだったので、
常に[Only Short]での運用としましたが、
このチャート形状だったら、FX Realizeのロジックでは
ロングのエントリーはしていなかったですね。
GBPJPYの1時間足チャート
このチャートは載せても載せなくてもどちらでも良いんですが、
チャートの中央に斜めの短い赤色矢印が見えますでしょうか。
僅か1時間程度のトレーディングですが、
ショートエントリーしており、小幅損切りで終わっています。
3日連続稼働で、結果10回エントリーして7勝3敗、
合計+53.3PIPSの獲得となりました。
ちなみに、EURJPYとGBPUSDに設定していたEAは、
この3日間で一度もエントリーしませんでした。
実際に3日連続で稼働させた経験から言うと、
やはり、普段使っているパソコンで
1時間足用EAを稼働させるのはお勧めしません。
どうしてもローカルPCで1時間足用EAを稼働させたいなら、
EA専用のパソコンを購入してそこで稼働させるようにしましょう。
EA専用のパソコンを購入できないなら、
ローカルPC上では、5分足用EAと15分足用EAの
スポット稼働だけにすべきです。
シグナル売買と裁量ノウハウの合わせ技!
⇒FX Realizeの全てを検証しているレビューへ