FX Realizeでトレードする際に推奨されている通貨ペアは、
USDJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、GBPUSD
及び、
BTCJPY、BTCUSD
です。
上記のBTCに関しては、聞きなれない方も多いと思いますが、
いわゆる、仮想通貨のビットコインを指します。
つまり、ビットコイン/円、ビットコイン/ドルの組合せも
プリセットファイルが提供されているので、
トレードしようと思えばできます。
しかし、ビットコインに関しては
無理に選択してトレードする必要はないでしょう。
なぜなら、
- MT4での採用率が低い
- 他の通貨との同期が分からない
- 出来高が少ないのでテクニカルが効きにくい
からです。
MT4での採用率が低い
MT4でトレードできる金融商品は様々です。
FX会社によっては、NYダウや原油、ゴールドなども
MT4でトレードできるようになっていますが、
基本的には為替に関する通貨ペアで
トレードすることを目的としています。
そんな中、仮想通貨、代表的なものとしてビットコインも
MT4でトレードできるようにしているFX会社も
最近では見かけるようになってきましたね。
しかし、残念なことにその採用率はいまだに低いです。
MT4をプラットフォームにしている各FX会社によって
ビットコインでトレードできたり or できなかったりする現状では
あえてビットコインを選択する理由は無いでしょう。
他の通貨との同期が分からない
為替市場ならUSDJPYとEURJPYの両方のレートの動きから、
JPYの同期を確認しながらトレードができます。
同じく、USDJPYとEURUSDの両方のレートの動きから、
USDの同期を確認しながらトレードができます。
通貨間の同期を確認することで
より確度の高いトレーディングを実現できるのですが、
ビットコインでは同期する他の仮想通貨がありません。
現状、為替市場と仮想通貨市場は
それほど密接につながっていないので、その同期性も薄く
ビットコインだけが独立した動きになっている印象です。
よって、同期というエビデンスがないので、
あえてビットコインを選択する理由は無いでしょう。
出来高が少ないのでテクニカルが効きにくい
仮想通貨市場は一昨年のバブルが弾けて以降、
低迷が続いています。
現在では、ある程度は回復してきていますが、
それでも、ひと時の盛り上がりは無く、
出来高もそれほど膨らんでいません。
為替市場とは比較にならないほどの低ボリュームで、
今だに一部の大口トレーダーによる見せ板などの
ダマシ、ひっかけ行為が散見されます。
つまり、特定のトレーダーによって
価格を吊り上げたり、価格を落としたりできる状態なので、
これではテクニカルが効きにくいと言えるでしょう。
あくまでも為替市場と比較してのことですが、
チャートを拠り所にすべきテクニカルトレーダーとして、
そのテクニカルが効きにくいのなら、
あえてビットコインを選択する理由は無いでしょう。
以上、
どうしてもBTCJPYやBTCUSDでトレードしなければいけない理由はなく、
他の通貨ペアと比較して利益が上げやすいという訳でもありません。
なので、通常はUSDJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、GBPUSDの
5つの通貨ペアをメインに監視して、
もしもこの5つでエントリーチャンスがなかったら
お試し程度でBTCJPYやBTCUSDも見てみるくらいで良いでしょう。
BTCUSDでお試しトレード
TradeviewというFX会社のMT4では
BTCUSDでトレードすることができるようになっています。
そこで、先日の水曜日(18日)のロンドン時間以降に
「FX Realize×BTCUSD×5分足」の組み合わせで
お試しトレードをしてみました。
その時のチャートが以下になります。
BTCUSDの5分足チャート(左クリックで別窓拡大)
FX Realizeのインジケーターが出している各種シグナルを確認すると、
下向き橙色矢印は短期的な戻りからの売りシグナル
下向き赤色矢印は中期的な戻りからの売りシグナル
黄色チェックマークは利確シグナル
ピンク色×マークは損切りシグナル
です。
そして、サブウィンドウは私からの独自特典
『FX Realize期待値向上インジケーター』
です。
全般、チャートは売り優勢で進行していて、
その中の戻り場面をシグナルは上手く捉えている印象ですね。
途中、ピンク色×マークで損切りトレードもありますが、
やはりその時には、サブウィンドウで黄色バーが出現しています。
『FX Realize期待値向上インジケーター』の使い方は
別記事に書いていますが、
ここに黄色バーが出現すると反転の可能性が高くなります。
この日に関しては仮想通貨に関する突発的なニュース、
及び、要人発言等も無かったので、
割と素直に動いてくれたほうでしょう。
この日は全部で6回エントリーして4勝2敗、
合計+16.73ドル抜きなりました。
ビットコインは為替ではないのでPIPSではなく、
上記では実際に抜いたドル幅表記になります。
しかし、これをPIPS表記へ変換するとなると、
実質、16.73PIPSの獲得に相当するでしょう。
一昔前のビットコインはGBPJPY以上に高ボラティリティーでしたが、
最近は出来高が少ないのも影響してか、
それほど値幅が出ないですね。
そう言った意味でも
BTCJPYやBTCUSDの優先順位は低くなるでしょう。
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