先週、新型ウィルスの感染拡大によるアジア通貨売り
という名目で、JPY主導でクロス円が急騰しました。
ファンダメンタルズ的には悪材料で、
実社会でも悪影響でしかないですが、
為替の世界ではようやくボラティリティが戻ってきた感があります。
といっても本来のボラティリティと比べると
まだまだこれでも足りないですが。
数年しか為替に関わっていない新米トレーダーからすると、
こんなボラティリティでも結構な驚きだったようですね。
で、話を戻して、
Ava Swing Systemの対応通貨ペアはEURJPYとGBPJPYであり、
どちらもクロス円なので、先週はどちらも急騰しました。
では、その急騰の流れにAva Swing Systemは乗れたのでしょうか?
そのあたり、以下で確認します。
今回はフォワードテスト開始から58週間経過後の成績です。
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テスト条件
・初期資金50万円
・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
現在までの成績
紫色グラフは、EURJPY適用のEA
ピンク色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。
58週間で113回ポジションを取り、
+3.12%、合計+156.2PIPSの獲得となりました。
EURJPY適用EAの好調とGBPJPY適用EAの不調の差が
明確になってきていますね。
先週もクロス円の急騰に乗れたのは、
EURJPY適用EAの方でした。
同じクロス円で、同じロジックにも関わらず、
ここまで成績の差が出るのは珍しいです。
しかし、このブログを読んでいる方であれば、
私がEURJPY適用EAだけの稼働を推奨していることはご存じのはずで、
EA運用自体は好調に推移していることと推測されます。
今回も引き続き、
EURJPY適用EAは稼働、
GBPJPY適用EAは非稼働を推奨します。
参考までに、
今年に入って以降のEURJPY適用EAのトレーディングを掲載します。
青色点線ラインがロングのエントリーから決済、
赤色点線ラインがショートのエントリーから決済です。
先週、レートが急騰している様子が分かりますが、
その急騰に上手く乗れていましたね。
合計7回エントリーしていて4勝3敗、
トータルでもプラスになっていて、
チャート波形との相性は良いようです。
逆に、GBPJPY適用EAには回復の兆しは見えませんが、
現時点での一応の目安としては、
収益曲線が0%を超えてくるようなら、
再稼働を検討しても良いでしょう。
それまではデモ稼働だけに留めておき、
リアルトレードは控えておきましょう。
予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
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