前回の大市民流FX資産構築メソッドの記事から
2ヶ月以上経ちましたが、特に大きな変化はないですね。

そんな中、
フォワードテストのデータが約8か月分ほど蓄積されて、
分析するに足りる量となってきたので、
今回は「パラメータ改良型」での
各通貨ペア毎のポジション別の成績も公開したいと思います。

という事で、
フォワードテスト開始から35週間経過後の報告となります。

オリジナル

現時点でのトータルの成績
daisimin17072301
トータルの収益は-0.84%-50.6PIPSの損失となっています。

最近は回復傾向にあり、
もうすぐプラス転換しそうなところまで上げてきましたね。

特に、先週の円買いによる下落トレンドで、
ショートの成績が良くなってきました。

パラメーター改良型

現時点でのトータルの成績
daisimin17072302
トータルの収益は+8.91%+810.1PIPSの獲得となっています。

大きく上げるわけでもなく、
大きく下げるわけでもなく、
上下動を伴った横ばいとなっていますが、
ポジション別の成績を見ると面白い傾向が見られます。

それが以下です。

USDJPYのポジション別成績
daisimin17072303

EURJPYのポジション別成績
daisimin17072304

GBPJPYのポジション別成績
daisimin17072305

緑色グラフがロングポジションのトータル獲得PIPSで、
赤色グラフがショートポジションのトータル獲得PIPSですが、
明らかな傾向が見られますね。

USDJPYは、ロングが堅調、ショートが軟調
EURJPYは、最近になってロング、ショート共に下がってきた?
GBPJPYは、ロングが堅調、ショートが軟調

これらから判断できる事は、

USDJPYはロングを稼働させるが、
今後ショートの成績が0PIPSを超えるようなら
ショートも稼働させるべきか。

EURJPYは、最近になって下がってきたので、
とりあえずロング、ショート共に停止だが、
こちらも0PIPSを超えてきたら再稼働か。

GBPJPYはロングを稼働させるが、
ショートに関してはまだ様子見で、回復基調を待つ。

という感じでしょうか。

この「パラメーター改良型」で運用している方は参考にしてください。

EAバージョン

現時点でのトータルの成績
daisimin17072306
トータルの収益は-5.39%-610.4PIPSの損失となっています。

前回の大市民流FX資産構築メソッドの記事では
回復傾向にあったんですが、
結局その後も下落傾向が続いています。

過去10年間のバックテストと比較すると、
これまでの8か月間での4通貨ペアでの-600PIPSは
調整の範囲内でしかないんですが、やっぱり気になりますね。

EAバージョン」については、
以前からコツコツと修正作業をしていたんですが、
フォワードテスト以降の成績を改善させるような結果が
なかなか得られない状況となっています。

そこで、修正作業という方向性ではなく、
1から新規に開発する方向性で進めたいと思います。

しかし、現在は別のFX商材のインジケーター開発がありますので、
こちらの「EAバージョン」の開発の着手は
もう少し先になると思います。

完成したら、またフォワードテストを始めたいと思います。


以上、フォワードテスト開始から現時点までの経過報告でした。

まとめとしては、

オリジナル」は回復基調ですよ。
パラメーター改良型」はポジション別の成績を参考に稼働させてね。
EAバージョン」は新規に開発するけど時間がかかりますよ。

となります。

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