そういえば、大市民流FX資産構築メソッドの検証記事を書き続けて
1年経過した事に気づきました。
おそらくこれほど長期間にわたって
フォワードテストを継続している人はいないと思いますが、
その分、マニュアルだけでは分からない手法としての実際の姿や
課題なども見えてきたと言えるでしょう。
今回はフォワードテスト開始から1年経過した区切りとして、
各ロジックにおけるこれまでの総括を述べておきたいと思います。
では、今回分のフォワードテストです。
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「オリジナル」と「パラメーター改良型」と「EAバージョン」の違い
については、
「大市民流FX資産構築メソッド~3種類の手法のまとめ」
の記事をご確認ください。
オリジナル
現時点でのトータルの成績
トータルの収益は-5.08%、-304.8PIPSの損失となっています。
この1年間の収益の変化としては、
-10%から+5%の間を行ったり来たり、という感じでしたね。
現在もマイナス収益となっており、
正直、期待ハズレだったでしょうか。
しかし、私のレビュー文に掲載しているバックテストからも分かる通り、
1年間ほどドローダウンが継続するケースは普通にあり得るので、
まだまだ許容範囲内というか、想定の範囲内という見解です。
収益が明確に下降トレンドにならない限りは
このままフォワードテストを継続していく価値はあると思っています。
パラメーター改良型
現時点でのトータルの成績
トータルの収益は+6.13%、+557.1PIPSの獲得となっています。
ここ2,3ヶ月はGBPJPYとEURJPYが
日足レベルでボックス相場になっている影響で
収益曲線が下がり気味ですが、
結果的には1年間で+500PIPS超えを達成しているので、
手法としては及第点をあげて良いでしょう。
私がときおり、環境認識の立場で
運用時のアドバイスを記事に書いていますが、
それらを参考にしていたら更に利益が出ていたはずですね。
メインの手法として、これだけやっていれば良い
という訳にはいかないですが、
チャート分析にかける時間も少ないので、
サブの手法として利用していく分には価値があるでしょう。
EAバージョン
現時点でのトータルの成績
トータルの収益は+4.44%、+543.4PIPSの獲得となっています。
EAバージョンについては、フォワードテストの経過を参考にして
途中にバージョンアップを行いましたので、
まだ新バージョンでのテストは4ヶ月ほどしか経っていませんが、
今のところは順調に推移しているので合格点をあげても良いでしょう。
最近のGBPJPYとEURJPYのボックス相場にも上手く対応しており、
ドローダウンも少なめに抑えています。
上記の収益曲線では10月に最高益となっていますが、
今後、この時の最高益を越えたなら
このEAも既購入者様、新規購入者様に無償提供するつもりです。
以上、1年間経過した時点での総括でした。
まとめとしては、
オリジナルは、期待ハズレ
パラメーター改良型は、及第点
EAバージョンは、合格点
となります。
1年間という期間は、
システマティックなトレード手法の検証期間としてはまだまだ短いので、
来年以降も大市民流FX資産構築メソッドの記事を
不定期にアップしていくつもりです。
とりあえず現時点では、
GBPJPYとEURJPYの日足レベルのボックス相場のブレイク待ちとなっています。
手動で行う自動売買とは?!
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