一般的なトレンドフォロー系の手法やEAの場合、
当然、トレンドはできるだけ長く続いてくれた方が利益になりやすいです。

しかし、トレテンワールドFXでは、トレンド転換場面を狙う手法、EAなので、
トレンドは適度な長さで” 終わってくれた方が利益になりやすいといえます。

つまり、買われ過ぎたら下げて欲しいですし、
売られ過ぎたら上げて欲しいわけです。

逆に言うと、
テクニカル的に買われ過ぎなのに、転換せずに更に買われたり、
テクニカル的に売られ過ぎなのに、転換せずに更に売られてしまうと、
損切りにあいやすくなります。

今回はそのような損切り場面を紹介します。

以下は、
トレテンワールドFXの期間限定EAと私からの独自特典「k-pinbarEA」の
フォワードテスト開始から13週経過後の成績です。

    テスト条件

    ・初期資金30万円

    ・トレテンワールドFXの期間限定EAを
     USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
    ・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

    ・私からの独自特典「k-pinbarEA」を
     USDJPY、EURJPY、EURUSDの3つの通貨ペアで同時稼働
    ・取引枚数は、それそれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

    ・上記の合計6つのEAを一つのMT4上で同時稼働

初期資金の金額については、各EAのエントリー回数が
それほど多くない事を考慮して決めましたが、
今後変更する可能性もあります。


今回の収益曲線(トレテンワールドFXの期間限定EA)
toreten18022601
ピンク色グラフは、USDJPY適用のEA
アクア色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。

13週間で41回ポジションを取り、
-2.98%合計-90.1PIPSの損失となりました。

2月に入って以降、ドローダウンとなっていますが、
その原因はEURJPY適用のEAにありますね。

EURJPY適用のEAはアクア色グラフで表示していますが、
それが右肩下がりになっているのに伴い、
総合収益の赤色グラフも右肩下がりになっています。

このドローダウン時のポジショニングについては
以下で、EURJPYのチャートと共にお見せします。


今回の収益曲線(独自特典「k-pinbarEA」)
toreten18022602
アクア色グラフは、USDJPY適用のEA
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、EURUSD適用のEA
そして、これら3つを合わせた総合の収益曲線が赤色グラフです。

13週間で38回ポジションを取り、
+11.44%合計+336.2PIPSの獲得となりました。

前回のトレテンワールドFXの記事から
収益はほとんど変わらずに横ばい状態となっています。

こちらのEURJPY適用のEAはピンク色グラフで表示していますが、
先のトレテンワールドFXの期間限定EAとは違い、
ドローダウンは見られませんね。

こちらのポジショニングについても
以下で、EURJPYのチャートと共にお見せします。

EURJPYの下降トレンドとポジショニング

2月以降のEURJPYの日足チャートは
明らかな下降トレンドになっています。
eurjpy1d18022603
では、この時のトレテンワールドFXの期間限定EAと
私の独自特典「k-pinbarEA」のポジショニングを確認してみましょう。

トレテンワールドFXの期間限定EAのエントリー状況
toreten18022604
これはEURJPYの1時間足チャートで、
2月上旬から直近までを表示させています。

(B)はBUY(ロング)の位置を示していて、
青色点線の先で決済していますが、
全部で6回エントリーしていて全て損切りとなっていますね。。。

先にも書きましたが、
トレテンワールドFXはトレンド転換場面でエントリーしますので、
ある程度トレンドが継続したらトレンド転換してほしいわけです。

今回なら、ある程度下降トレンドが継続した後には
それなりの値幅を伴った調整の買い戻しが起きて欲しいんですが、、
そうとはならずに、想定以上に下降トレンドが進行してしまいました。

その結果、トレンド転換の条件に一致してロングしたにも関わらず、
その後の下降トレンドに巻き込まれて損切りになってしまったんですね。

今回の結果から、
日足レベルで想定以上にトレンドが進行した状況は
トレテンワールドFXにとっては苦手な相場だと想像できます。

私の独自特典「k-pinbarEA」のエントリー状況
toreten18022605
先と同じく、これはEURJPYの1時間足チャートで、
2月上旬から直近までを表示させています。

(B)はBUY(ロング)の位置を示していて青色点線の先で決済、
(S)はSELL(ショート)の位置を示していて赤色点線の先で決済です。

このように2月以降は、1勝1敗となっており、
ほとんどエントリーしていない事が分かります。

実は、これには理由があって、
長期の時間足が明確なトレンド状態の時には
エントリーしないようにプログラミングしているからなんですね。

今回のEURJPYの下降トレンドに関しても、
エントリーしない条件(フィルター)が満たされたために、
ロングエントリーしていないわけです。

やはり、下降トレンド時のロングは不利ですから。


トレテンワールドFXの期間限定EAと独自特典「k-pinbarEA」は
全く別物のEAであり、プログラミング内容も違っています。

トレテンワールドFXの期間限定EAは、トレンド転換を捉えるために、
当然、トレンドの長さを加味したロジックになっていますが、
私が開発した独自特典「k-pinbarEA」に関しては、
トレンドの長さの影響をそれほど受けないロジックにしてます。

そのあたりプログラミングのコンセプトの違いが
今回のEURJPYの結果の違いとして表れたと言えるでしょう。

もちろん、今回だけでそれぞれのEAの優劣をつける事はできませんよ。

まだフォワードテストは始まったばかりなので、
今後も推移を見守っていきます。

トレンド転換場面に特化した手法とは?!
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