EU離脱期限が10月末までに再延期されることが決定し、
これによって当面は英の動向を注視する必要はなくなりましたね。

しかし、逆を言うと、材料が無くなったことで
ポンドのボラティリティーが低下してきており、
徐々に値動きが小さくなりつつあります。

その証拠に、GBPJPYの日足チャートを見てみましょう。
gbpjpy1d19042101
直近1ヶ月くらいはボリンジャーバンドも収縮しはじめており、
スクイーズに移行してきています。

このようなチャートの時は、
スイング系EAであるAva Swing Systemとは相性が悪く、
利幅が取りづらい傾向にあるんですが、
果たしてどのような結果になったでしょうか。

では、
Ava Swing Systemのフォワードテスト再開から
14週間経過後の成績を掲載します。

    テスト条件

    ・初期資金50万円
    ・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
    ・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
    ・パラメーターは変更なし

現在までの成績
ava19042102
紫色グラフは、EURJPY適用のEA
ピンク色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。

14週間で32回ポジションを取り、
+11.55%合計+577.5PIPSの獲得となりました。

特に問題はないですね、
引き続き好調をキープしています。

そして、EURJPY適用EAの成績が
GBPJPY適用EAの成績を上回ったことに注目です。
(直近では、紫色グラフの方が
 ピンク色グラフよりも上に位置しています)

昨年から、EURJPY適用EAに関しては、
なかなか成績が上がらなかったですが、
今年に入って以降は、好調期に転換しています。

そして、最近のGBPJPYの低ボラ、スクイーズによって
逆に、GBPJPY適用EAは多少停滞気味に推移しており、
その結果として、
EURJPY適用EA>GBPJPY適用EA
という逆転現象が起こったと言えるでしょう。

もちろん、GBPJPY適用EAはドローダウンになったわけではないので、
現在も引き続き、
GBPJPY適用EA、EURJPY適用EAともに
稼働させることを推奨します。


参考までに、
直近1ヶ月程度のGBPJPY適用EAのポジショニングを確認しておきます。
ava19042103
()はロングで、青色破線でエントリーと決済を表し、
()はショートで、赤色破線でエントリーと決済を表しています。

徐々に値動きが狭くなる中、
なんとかトントンで逃げている印象でしょうか。

しかし、4月に入って以降は1回しかエントリーしていないですね。

もしかしたらAva Swing Systemでは
日足レベルのボラティリティーをチェックして、
低ボラの時にはエントリーしないようにしているんでしょうか?

もちろん、実際のロジックは分かりませんが。

予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
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