GBPJPY適用のEAが好調で、
EURJPY適用のEAが不調になっている現状を踏まえて、
前回のAva Swing Systemの記事の中で、
『さて、今後の方針についてですが、
現状のEURJPY適用EAの停滞が気になるなら、
収益率が0%を超えるまで一旦非稼働にして、
GBPJPY適用EAだけを稼働するという戦略もありです。』
と書いたのですが、その後の経過を見ると、
どうやら上記の戦略に従った方が良かったようですね。
詳しくは以下で述べますが、
その後もEURJPY適用EAの不調が続いており、
ドローダウン真っ最中となっています。
では、Ava Swing Systemのフォワードテスト開始から
19週間経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金50万円
・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
今回の収益曲線
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。
19週間で46回ポジションを取り、
-1.01%、合計-50.5PIPSの損失となりました。
前回までは合計で+300PIPS超えの好調となっていたんですが、
その後、上記の収益曲線からも分かる通り、
6トレード連続で最大ストップにかかってしまい、
一気にマイナス収支に転落してしまいました。。。
その原因は、EURJPY適用EAの不調ですね。
GBPJPY適用EAに関しては、短期的に落ち込む事があっても
すぐに回復してくれていますが、
EURJPY適用EAは、一方的なドローダウンとなっています。
直近1か月分のEURJPY適用EAのポジショニングを振り返ってみます。
(B)はロングで、青色破線でエントリーと決済を表し、
(S)はショートで、赤色破線でエントリーと決済を表しています。
チャート波形とEAロジックとの相性が悪いようで、
見事なまでに往復ビンタ状態になっています。。。
EURJPYの日足チャートもトレンド状態ではないので、
今のところは回復の兆候、希望は薄いと判断した方が良さそうです。
ここまでドローダウンが続いてしまっては、
EURJPY適用EAは非稼働にして、
当面は、GBPJPY適用EAだけを稼働すべきでしょう。
予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
→Ava Swing Systemの詳細レビューへ
余談ですが、私の自作EAに関しても、
EURJPY適用のものが調子を崩しており、
どうやら今のEURJPYの流れ、波形は、
トレンドフォロー系EAには向いていないようです。