「大きな時間足のトレンドに沿って仕掛けましょう」
これはMTF分析の基本的な考え方ですが、
では実際に、
大きな時間足とは何分足、何時間足のことを指すのでしょうか?
これについては各トレーダー毎に様々な見解がありますが、
5分足が執行時間軸なら、大きな時間足は30分足~1時間足
15分足が執行時間軸なら、大きな時間足は1時間足~4時間足
と考えるのが一般的でしょう。
FX Realizeでは、移動平均線を使うことで
大きなトレンドの流れに沿ってエントリーするロジックが
最初から組み込まれています。
つまり、上記で言うところの
5分足を執行時間軸にした時の30分足~1時間足レベルのトレンド
15分足を執行時間軸にした時の1時間足~4時間足レベルのトレンド
が既に加味された上でのシグナルになっています。
しかし、さらに安心して、確度の高いトレードをしたいなら、
さらに大きな時間足のトレンドも確認したほうが良いでしょう。
つまり、4時間足~日足レベルのトレンドですね。
4時間足~日足レベルが上昇トレンドの時にロング、
4時間足~日足レベルが下降トレンドの時にショートすれば
トレード回数は減りますが、勝率は高くなる傾向にあります。
これはFX Realizeでのデイトレードに限ったことではないですが、
日頃から4時間足チャート、日足チャートを確認して
その流れに沿って仕掛けるようにしたいですね。
日足、4時間足がトレンド状態の通貨ペアだけでEA稼働
日足、4時間足のトレンド状態の確認については、
その都度、チャートを一つ一つ開いて目視で確認しても良いですが、
私の場合は効率化を重視して
独自特典にもなっている自作インジケーター
TYPE-I [こすぎオリジナルツール TrendSearcher]
を使っています。
これを使えば、各通貨ペア、各時間軸のトレンド状態が
一目で分かるので、チャートを開く手間が省けます。
昨日のロンドン時間に、15分足を執行時間軸にして
FX RealizeのEA(自動売買)を稼働させようとしたんですが、
その時の
TYPE-I [こすぎオリジナルツール TrendSearcher]
の状態は以下のようになっていました。
FX Realizeの推奨通貨ペアは、
EURUSD,USDJPY,EURJPY,GBPJPY,GBPUSDなので、
上記のインジケーターもこの5つに注目です。
日足と4時間足を黄色枠で囲ってありますが、
円関連の通貨ペアに下降トレンド[DN]が多く見られ、
ドルストレートはトレンド不明状態になっていました。
よってこの日は、日足と4時間足に[DN]が多く出ている
USDJPY,EURJPY,GBPJPYを[Only Short]で稼働する方針としました。
その結果が以下です。
USDJPYの15分足チャート
全部で3回ショートポジションをとっていますが、
最初のエントリーは黄色○で囲った赤色矢印です。
FX Realizeでは逆張りのタイミングでエントリーしますが、
ここでは一時的な急騰の途中でエントリーしています。
そして、そのまま踏み上げられて、
ローソク足1本分、時間にして僅か数十秒で損切りになりました。
その後は再び下降トレンドに戻り、
斜めの赤色ラインで示したように、
残りの2ポジションは利確で終わっています。
GBPJPYの15分足チャート
下降トレンドの最中に斜めの赤色ラインがありますが、
これがエントリーから決済までを表しています。
ロンドン時間までは調整での戻り上昇が優勢でしたが、
その後は4時間足レベルの下降トレンドに回帰し、
無事利確まで行きました。
FX Realizeではトレードロジックが公開されているので、
上記チャートを見れば、
ロンドン時間はしばらくエントリー無しで、
いつ頃からエントリー条件が揃いそうなのかも分かりますね。
この日は4回エントリーして3勝1敗、
合計+45.1PIPSの獲得となりました。
結局、EURJPYではエントリーされず、
ちょっと絞り込み過ぎたかもしれません。
しかし、日足や4時間足のトレンドは
数時間のチャート監視でその方向性が大きく変わるわけではないので、
5分足や15分足を執行時間軸にしたデイトレを行う場合、
最初から日足や4時間足のトレンドの向きにしか仕掛けない
という決め打ちも有効な戦略だと思います。
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