今年に入ってからはボラタイルな展開が続いていますが、
その主な原因は、中国株式市場の下落と原油安である事は明らかです。
そしてそれに伴い、為替市場ではリスク回避が優勢な場面が多かったですね。
リスク回避の動きといえば、JPY買いが定番のパターンですが、
今回はJPY買いをメインとしたトレンドが日足レベルにまで及んでいたので、
1月下旬には、
「このままいけば、じきにMISSION 001のシグナルが大量に発生するだろう」
と予測できていました。
なぜならば、MISSION 001はトレンドの反転を狙うパターンだからですね。
そして、リスク回避の動きが落ち着き、調整の反転が見られたところで
クロス円を中心に、各通貨ペアが一斉にMISSION 001のシグナルを出しました。
また、決してタイミングを合わせたわけではないですが、
先週には、上手い具合に黒田総裁によるマイナス金利導入報道があり、
今後は一転してリスク選好的な円売りの反応が起きました。
つまり、リスク回避の反転を狙ってエントリーしたところ、
タイミング良くリスク選好の材料が出てきて、大幅利益となってくれたんですね。
今回はそのようなトレードを紹介します。
(普段のFX MISSION ZEROでの検証記事では、チャート画面を先に載せて、
その後にトレードの概略を説明するスタイルで記事にしていますが、
今回はトレード数が多いので、トレードの概略説明は少なくして、
チャート上におけるエントリー位置、決済位置の提示だけにしておきます)
USDCAD日足チャート
横向き赤色矢印はショートエントリーした位置で
横向きピンク色矢印は手仕舞い位置を示しています。
ショートエントリー前の上昇トレンドはCAD売りでしょう。
NZDJPY日足チャート(2分割エントリー)
横向き青色矢印はロングエントリーした位置で
横向きマゼンタ色矢印は手仕舞い位置を示しています。
一方的な下落トレンドが終わってからの反転上昇狙いでしたが、
タイミング良いマイナス金利導入報道で、大きく上げてくれました。
CADJPY日足チャート
横向き青色矢印はロングエントリーした位置で
横向きマゼンタ色矢印は手仕舞い位置を示しています。
分割指値でロングを仕込みましたが、ほとんど下げなかったために、
1ポジションだけしか持てませんでした。
AUDUSD日足チャート(2分割エントリー)
横向き青色矢印はロングエントリーした位置で
横向きマゼンタ色矢印は手仕舞い位置を示しています。
AUD売りの下降トレンドからの反転上昇でロング、
2分割でのエントリーです。
AUDJPY日足チャート
横向き青色矢印はロングエントリーした位置で
横向きマゼンタ色矢印は手仕舞い位置を示しています。
分割指値でロングを仕込みましたが、指値に届かなかったために、
1ポジションだけしか持てませんでした。
GBPJPY日足チャート(2分割エントリー)
横向き青色矢印はロングエントリーした位置で
横向きマゼンタ色矢印は手仕舞い位置を示しています。
GBP売りとJPY買いによる一方的な下降トレンドからの反転上昇狙いのロングですが、
元々ボラタイルな通貨ペアなので、値幅も大きいですね。
結果、今回トレード終了まで行ったのは、上記6つです。
分割エントリー、分割決済なので、勝ち負けの基準をどこに置くか難しいですが、
各ポジション別の獲得PIPSで見てみると、
USDCADは、+123.5PIPS
NZDJPYは、+65.9PIPS、+272.9PIPS
CADJPYは、+135.8PIPS
AUDUSDは、+25.2PIPS、+197.3PIPS
AUDJPYは、+75.3PIPS
GBPJPYは、+197.2PIPS、+607.9PIPS
という結果になりました。
トータルでは、合計+1701PIPSの獲得となっています。
FX MISSION ZEROでは分割エントリーを前提とした
ポジションサイジングを行っていきますので、
正味の獲得PIPSはこの半分くらいになると思いますが、
それでも十分な結果ですね。
また、今回のリスク回避からリスク選好への流れの中では、
上記で紹介した6つの通貨ペアだけではなく、
もっとたくさんの通貨ペアでMISSION 001のシグナルが出たんですが、
全てのシグナルでエントリーするのは現実的ではないので、
チャート形状などから、ある程度絞ってのエントリーとなりました。
実際にはこれ以外の数多くの通貨ペアでも大幅利益となっています。
勝ちパターンを実践するだけです。
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