最近の相場では、ECB理事会でのハト派的な発言によるユーロの乱高下、
そして、米中貿易戦争の警戒感による円の乱高下があり、
ユーロ円にとってはボラが大きいわりには
方向感の定まらない展開が続いています。
Splash Systemはユーロ円に適用するEAなので、
当然、それらの影響をまともに受けるんですが、
今回に限っては悪い方向へ影響を受けてしまったようです。
いつまでも右肩上がりの成績を続けるEAなど無く、
いつかは必ずドローダウンがやってきますが、
テスト開始以降ようやく訪れたか、という感じです。
という事で、
Splash Systemのフォワードテスト開始から
9週間経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金100万円
・EURJPY用EAを単体稼働
・取引枚数はマニュアルに従い0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
今回の収益曲線
9週間で93回ポジションを取り、
+13.2%、合計1319.9PIPSの獲得となっています。
一時は収益20%超えの時もあったようですが、
そこからは徐々に落ち込んでいるようですね。
しかし、それでもまだ合計で1300PIPS超えであり、
プロフィットファクターも1.79と高数値で、
バックテスト以上の成績を収めているので、
現状は特に問題はないです。
通常、トレンドフォロー系のEAがドローダウン期に入った時には
日足レベルで持合になっているケースが多いんですが、
今回はまだサンプルデータが少ないので、
はっきりとしたことは言えないです。
では、最近のドローダウンに関して、
どのようなポジショニングになっているのか、
先週分のチャートを振り返ってみましょう。
以下は、EURJPYの1時間足チャートです。
(B)はロングで、青色破線でエントリーと決済を表し、
(S)はショートで、赤色破線でエントリーと決済を表しています。
全部で8回エントリーしていたようですが、
見事に全敗でした。。。
週初はイイ感じでロングの追撃ポジションを持ったんですが、
そこから米中貿易戦争の懸念でチャートが一気に急落し、
最大ストップにかかってしまっています。
それ以降も、チャートの波動とSplash Systemのロジックが
合っていないようで、ことごとく逆向きに振られています。
このタイミングでリアル稼働を始めた方は、
残念な結果になってしまったと思いますが、
気を落とさず、フォワードテストを継続しましょう。
しかし逆を言うと、これから新規にリアル稼働を開始するには、
良いタイミングが近づいているとも言えます。
ドローダウンを引き続き注視し、
その後、成績が回復し始めたタイミング、つまり、
収益曲線がチャートでいうところの押目買いみたいなタイミングになったら
稼働を検討してみる価値があると思いますよ。
追撃ポジションとヘッジングで柔軟に対応!
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