FX Realizeではシグナル系インジケーターとEA(自動売買)、
この両方が提供されているので、
デイトレをする際にも2種類のやり方があります。
つまり、
- 矢印に従ってのシグナル売買
- ローカルPC上でのEAのスポット稼働
です。
FX Realizeでデイトレをする場合は、
上記1番のシグナル売買が通常のやり方になります。
要するに、
期待値が高いシグナルをインジケーターに出させておいて、
それに従うかどうかを環境認識やプライスアクションの立場から
改めて分析したうえで実際にエントリーするかどうかを決めます。
しかし、FX RealizeではEAを利用した2番の方法でも
デイトレをすることは可能です。
具体的には、
その日、1時間足や4時間足で
トレンドになっている通貨ペアをピックアップし、
その通貨ペアに対するEAだけを
上昇トレンドならOnly Longで、
下降トレンドならOnly Shortで稼働させる
という方法です。
EAというと、VPSを用意しておいて
そこで24時間稼働させたままにするのが一般的ですが、
FX RealizeのEAに関しては、ローカルPCでスポット的に(日計り的に)
稼働させるやり方も有効です。
1番でデイトレする場合、
シグナルが出るたびにチャートを見て
エントリーの取捨選択をする必要がありますが、
分析の精度が上がってくると、勝率も期待値も上がってきて、
裁量トレードに長けてきます。
2番でデイトレする場合、
自動売買なのでチャートを見る必要はありませんが、
毎日必ず明快なトレンドが発生するとは限らないので
毎日使える方法ではないですし、
勝率や期待値は、1番よりは低い傾向にあるでしょう。
どちらでもお好きなほうでデイトレしてください。
私なら、1番を基本にしつつも、
大きな時間足のトレンドが明快なら2番も時々やってみる、
という併用方針で臨んでいくでしょう。
1時間足のトレンドが明快な通貨ペアをEAのスポット稼働
先日の11月4日、FX Realizeの対象通貨ペアの1時間足チャートを
一通り確認してみたところ、
USDJPYとEURJPYが上昇トレンドになっていました。
そこで、先に説明した2番の方法、
ローカルPC上でのEAのスポット稼働を
USDJPYとEURJPYで行ってみました。
もちろん、[Only Long]の設定です。
USDJPYの5分足チャート
EAとシグナルは同じ位置でエントリーし、
同じ位置で決済するようになっています。
上記のシグナルを意味を確認すると、
上向きアクア色矢印は浅い押目でのロングシグナル、
上向き青色矢印は中程度の押目でのロングシグナルで、
黄色チェックマークが利確決済、
ピンク色×マークは損切りとなっており、
これらと同じ位置、タイミングでEAも実行されています。
チャート上では分かりにくいかもしれないので、
ひとまとまりのトレーディングを
楕円形の黄色丸で囲ってあります。
全部で7回エントリーしていますが、
追加のエントリーもあるので、
トレーディングとしては5回になります。
見ての通り、1時間足の上昇トレンドが終盤まで持続し、
概ね、良い位置でエントリーできていますね。
EAによる自動売買なので、
これらのトレーディングに関しては、
私は特に何もしていません。
仮に、下降トレンドが明確になってきたら
途中でEAを止めていたでしょう。
EURJPYの5分足チャート
チャートの見方は先と一緒です。
4回のロングエントリー、3回のトレーディングで
全て利確で終わっています。
チャートの上部には水平のオレンジラインが引いてありますが、
これは1時間足レベルの上値抵抗線です。
終盤になり、このライン付近まで上げてきたところで
EAの稼働は止めました。
GBPUSDの5分足チャート
監視の時間が経つにつれて、GBPが弱くなり、
GBPUSDが1時間足レベルで下降トレンドになってきました。
そこで途中からGBPUSD用の5分足EAも稼働です。
稼働後、なかなかエントリーの条件に一致しませんでしたが、
終盤間際にショートエントリーして無事利確できました。
結局、全部で13回エントリーして10勝3敗、
合計で+60.9PIPSの獲得となりました。
FX Realizeでは5つの通貨ペアが推奨されていますが、
この日はその中からUSDJPYとEURJPY、
途中からGBPUSDも加えたので、
約2.5つの通貨ペアでEAを稼働したことになります。
そして、日本時間の夕方~深夜までの稼働で
これだけPIPSを獲得できれば十分ですね。
トレンドが明確になっている日には
このようにEAを稼働させるデイトレ方法も検討してみましょう。
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