EAのバックテストではロット数と単利 or 複利も確認すること

EAの販売ページには、MT4のストラテジーテスターによる
バックテストの結果が掲載されています。

そして、販売ページに訪問した人たちは、
そのバックテストの結果から、
EAの良し悪しを判断する事になります。

よって、販売者側の立場としては、
バックテストを見てもらった時に、

「このEAは凄いぞ!」
「このEAはお金がたくさん増えるぞ!」

と訪問者に感じてもらいたいわけです。

もちろん、数字を改ざんするよな悪質な行為は言語道断ですが、
そんな事をしなくても、
資金がたくさん増えているように “見せかける” 事はできてしまいます。

例として、私が最近開発したEA
コードネーム「EA22-SigmaDip1」を掲載します。
sigmadip17041901

いろいろな項目がありますが、
今回は赤枠の中の「初期証拠金」と「純益」だけに注目してください。

この結果によると、10年間のバックテストで
10000.00ドルの資金から始めて、
10114.62ドルの純粋な利益が得られたことになります。

つまり、資金が約2倍に増えたわけです。

では、、、

ここで、バックテストに載っていない重要な前提条件を提示します。

これは、
0.1ロットの単利
で運用した結果です。

つまり、10000ドル(約100万円)の初期資金から始めて、
常に、0.1ロットでエントリーを繰り返した結果、
10年間で資金が2倍になったわけです。

100万円に対して0.1ロットですから、オーバーポジションではなく、
資金管理上、十分に少ない、且つ、適切なロット数だと言えるでしょう。

私がバックテストを行う場合は、常に、
10000ドルに対して0.1ロットの単利
で行うようにしています。

バックテストを始める際の、
初期証拠金とロット数、及び、単利 or 複利
に関しては、特に取り決めというものがないので、
開発者側が自由に決める事ができてしまいます。

よって、上記の「EA22-SigmaDip1」についても
0.1ロットの単利“ではなく、
1.0ロットの単利“でバックテストを行えば、
純益を増やすように”見せかける“事ができてしまいます。

以下が、”1.0ロットの単利“でのバックテストの結果です。
sigmadip17041902

赤枠を見てもらえれば、先の結果よりも
純益」が10倍に増えている事が分かりますね。

このように、EA内のロジックを変えなくても
ロット数を増やせば純益も簡単に増やせてしまいます。

しかし、ロット数を増やす行為は、
オーバーポジションになる危険性があります。

バックテストをする際の資金量に対する適切なロット数は
各開発者によって見解が異なる部分ですが、
適切な“という意識ではなく
できるだけ資金が増えているように見せかける“という意識で
ロット数を決めている開発者もいますので注意しておきましょう。

更には、、、

有効証拠金利用率30%の複利“でバックテストを行えば、
以下のように見せかける事もできます。
sigmadip17041903

赤枠を見てください。
資金が694倍に増えています。。。

こうなってしまっては、架空の数字遊びです。

しかし、巷のEA販売ページには、
このような複利のバックテストが掲載されている事もあります。

お金がたくさん増えているように見せかけるためと言っても
これでは幾らなんでもやり過ぎですね。

バックテストを見る時には、
初期証拠金とロット数、及び、単利 or 複利を確認しておきましょう。

もし分からなければ、販売者様に直接聞いてみましょう。

誠意のある販売者様なら答えてくれるはずです。

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