前回のSplash Systemの個別記事で予告しておきましたが、
独自特典として提供する自作EAのパラメーター内部化の作業が終わり、
また、マニュアルも完成しましたので、
今回の記事では、その自作EAの仕様について説明します。
まず、提供するEAの名前は、
『k-ea06VmEURJPY』
です。
市販のEAならば、もっと格好良いネーミングにするんでしょうが、
このEAは元々私一人だけで運用していたEAなので、
特にネーミングにこだわる必要はなく、
機能を表現しただけの名前になっています。
一応、簡単に説明すると、
「k」とは、こすぎの頭文字
「ea06」とは、6番目に開発したEA
「Vm」とは、ロジックのヒントとして参考にしたFX商材である
「FXビクトリーメソッドアドバンス」の略
「EURJPY」とは、EURJPYへ適用
を表しています。
つまり、
私が6番目に開発した自作EAで
「FXビクトリーメソッドアドバンス」のロジックを参考にして
EURJPYに適用させるEA
という意味のネーミングです。
このEAのロジックの基礎としているのは、
おそらくご存知の方も多いであろう裁量商材としてトップレベルの
「FXビクトリーメソッドアドバンス」なんですが、
もちろん、そのロジックを
そのままプログラミングしているわけではないですよ。
「FXビクトリーメソッドアドバンス」を購入している方なら
お分かりいただけると思いますが、
“チャートの背景的状況”を代表とする各種の裁量判断を
全てプログラミングするなんて事は到底無理です。
あくまでもこのEAは、
「FXビクトリーメソッドアドバンス」の中で使われている
複数のインジケーターを使ったエントリーのセットアップが
タイミングを計るロジックとしては有効だと判断できたので、
そのロジックを土台として、
さらに、私固有のロジックと融合させて開発したものです。
k-ea06VmEURJPYに関する基本情報
k-ea06VmEURJPYに関する基本情報を挙げておきます。
- EURJPYの30分足専用
- 順張りの押目買い戻り売り系
- デイトレ~スイング
- 最大ポジション数は1つ
- 両建て無し
- トレーリングストップ機能
次に、「k-ea06VmEURJPY」の特徴を挙げておきます。
- 複数のオシレーター系指標を利用してエントリータイミングを計る
- ダウ理論や移動平均線でトレンドを確認
- 持合相場を定義してその間はエントリーしない
これらを簡単に説明すると、
複数のオシレーター系指標を利用してエントリータイミングを計る
「FXビクトリーメソッドアドバンス」で採用されている
複数のインジケーターを使用してエントリーのタイミングを計っています。
一応、エントリーのタイミングとしては、
押目買い、戻り売り系に分類しましたが、
必ずしも押しや戻りのタイミングでエントリーするわけではなく、
時には、ブレイク時にエントリーするケースもあります。
なぜなら、このEAは押目や戻りを意識しているのではなく、
複数のインジケーターの組合せが上向きに有利な時にロング、
下向きに有利な時にショートするように設計しており、
チャート形状におけるエントリー位置は考慮していないからです。
ダウ理論や移動平均線でトレンドを確認
ダウ理論における高値安値の切り上げ切り下げからトレンドを確認し、
さらに、1時間足レベルのトレンドも確認しています。
比較的、短期なトレンドの流れに沿って
エントリーする仕様となっているので、
ポジション保有中にトレンド転換になると、
ドテン(途転)するケースもあります。
持合相場を定義してその間はエントリーしない
持合条件に関しては、日足レベルで監視していますので、
仮に、日足レベルで持合となっていたら、
数週間、もしかしたら1ヶ月以上エントリーしないケースもあり得ます。
k-ea06VmEURJPYの過去10年間のバックテストの成績公開
それでは、k-ea06VmEURJPYの過去10年間の
バックテストの成績を掲載しておきます。
重要項目を挙げておくと、
プロフィットファクター=1.48
総取引数=1244
相対ドローダウン=9.32%
勝率=48.63%
リスクリワード比=95.30/60.90=1.56
となっています。
これは初期証拠金10000ドルに対して
0.1ロット(単利)での10年間のバックテストですが、
損小利大が実現できており、また、
緩やかな右肩上がりの理想的な収益グラフとなっていますね。
k-ea06VmEURJPYのフォワードテストの成績公開
次に、Myfxbookでのフォワードテストの成績を掲載しておきます。
以下のフォワードテストは、
2016年10月から2018年4月までの成績で、
今も現在進行形でテストは継続しています。
フォワードテスト期間は約1年半という長期間に渡っていますので、
かなり信頼性が高いと言えるでしょう。
なお、このフォワードテストのMT4の環境では、
k-ea06VmEURJPYだけでなく
複数の自作EAを同時並行でテストしています。
よって、資金管理的にはロット数は適切ではないので、
利益率(Gain)の+18.49%は参考程度に見て下さい。
重要なのは、
“どれだけのトレード回数をこなしたうえで
どれだけのPIPSを獲得できたのか”
です。
そういった意味では、このEAは、
99回エントリーして合計で704.1PIPS獲得しており、
PF(プロフィットファクター)=1.30が実現できていますので、
十分に合格点をあげる事ができますね。
k-ea06VmEURJPYのエントリー位置と決済位置の確認
具体的にどのような位置でエントリーして、
どのような位置で決済するのか、
チャートで確認しておきます。
以下では複数のサンプルチャートを掲載していますが、
どれも、
青色ラインでロングのエントリーから決済までを表し、
赤色ラインでショートのエントリーから決済までを表しています。
そして、白色縦破線はNYクロースで、1日の区切りです。
上昇トレンドで利確になった場面
下降トレンドで利確になった場面
持合に捕まり、ドテンの連続で損切りになった場面
持合から下降トレンドへ移行した場面
持合から下へのブレイクがダマシとなり上昇トレンドへ移行した場面
なお、k-ea06VmEURJPYは、
MT4のサーバー時間は「GMT+2」(夏時間はGMT+3)
を採用しているFX会社で運用してください。
現時点では、「GMT+2」(夏時間はGMT+3)を
採用しているFX会社が最も多いので特に問題はないと思いますが、
国内のFX会社では、
FXTF、OANDA JAPAN、楽天MT4、外為ファイネスト
海外のFX会社では、
FXDD、XM、Axiory、TitanFX、FxPro
などになります。
それ以外のFX会社で稼働する場合は、
一応、ご自身でFX会社のサーバ時間を確認しておいてください。
以上、ちょっと長くなってしまいましたが、
Splash Systemの独自特典「k-ea06VmEURJPY」の説明でした。
あなたのポートフォリオの構成要員の一員として検討してください。
4月23日(月)までが29800円(先行販売価格)での販売です。
⇒Splash Systemの詳細レビューへ
PS1.
多分大丈夫だと思いますが、
この「k-ea06VmEURJPY」は実際に私も運用しているEAなので、
もしも、購入者が増え過ぎてしまったと判断した場合は、
一旦提供を中止することも検討します。
PS2.
「k-ea06VmEURJPY」ではなくて、
Ava Swing Systemの独自特典の
「k-ea01BreakUSDJPY」の方が欲しいという人は
事前にメール連絡ください。
できるだけ対応します。