今年に入って以降の主要通貨ペアは、
軒並み低ボラティリティが続いています。
このような低ボラティリティの時には、
数日間ポジションをキープするトレンドフォロー系のEAは
苦戦する傾向が強いんですが、
Ava Swing Systemに関しては健闘していますね。
確かに、バックテストの成績と比較すると、
低ボラティリティの影響で利益幅は狭くなっているようですが、
それでも現在までは順調に獲得PIPSを増やし続けています。
先のFOMCで利下げ幅が決定し、且つ、
トランプ大統領の関税発言が再燃したことで
直近ではクロス円を中心にして
ボラティリティは戻りつつあるようにも見えるんですが、
果たしてどうなるでしょうか。
では、
Ava Swing Systemのフォワードテスト再開から
29週間経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金50万円
・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
現在までの成績
紫色グラフは、EURJPY適用のEA
ピンク色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。
29週間で57回ポジションを取り、
+14.60%、合計+729.8PIPSの獲得となりました。
前回の経過報告からは多少成績を落としましたが、
収益曲線を見ても分かる通り、
調整の範囲内での下落にとどまっており、
現在も右肩上がりを維持していると言って良いでしょう。
GBPJPY適用EAは停滞気味になっていますが、
非稼働にする判断材料はありません。
よって引き続き、GBPJPY適用EA、EURJPY適用EAともに
稼働させることを推奨します。
参考までに、GBPJPY適用EAのロング、ショート別の
獲得PIPSの推移を確認しておきます。
緑色グラフはロングポジションの獲得PIPSの推移、
赤色グラフはショートポジションの獲得PIPSの推移です。
GBPJPYは日足レベルでの下降トレンドが進行しているので、
ショートで利益になり、ロングで損失になっているのかと思いきや、
意外にも実際はその反対だったんですね。
ポンドに関しては、英ジョンソン新首相がEU離脱問題に
強気の姿勢で対応しているので、
それが高ボラティリティーを生む可能性があります。
GBPJPYが去年までの通常のボラティリティに戻れば、
GBPJPY適用EAも停滞から脱出すると思うんですが。。。
予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
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