事後告知になってしまい申し訳ないですが、
Ava Swing Systemの販売は終了しました。

実は私も販売が終わっていることを知らず、
読者様からの販売ページへのリンク切れの報告を受けて
初めて販売が終わっていることを知った次第です。

何はともあれ、Ava Swing Systemを本ブログで初めて取り上げたのは
今から2年以上も前で、それから不定期にではありますが、
継続的にフォワードテストの経過を掲載させていただきました。

多くのEAは、販売開始と同時にドローダウンになってしまいますが
Ava Swing Systemに関しては、そのようなこともなく、
割と健闘したほうですね。

何故販売終了になったのかは分かりませんが、
トレーディングオフィス社製のEAはまともなので、
今後も期待したいと思います。

とりあえず、Ava Swing Systemの検証記事は今回で最後になります。

では、
Ava Swing Systemのフォワードテスト再開から
74週間経過後の成績を掲載します。

テスト条件
・初期資金50万円
・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし

現在までの成績
ava20061401
紫色グラフは、EURJPY適用のEA
ピンク色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。

74週間で165回ポジションを取り、
+2.74%合計+136.9PIPSの獲得となりました。

今年に入って以降は停滞気味で、
コロナショック以降は収益曲線の乱高下も見られますが、
ひとまず、2年以上続けてきたフォワードテストは、
トータルプラスで終えることができました。

何気ないことかもしれませんが、
これって凄いことですよ。

巷で売られているほとんどのEAは、
2年以上も放ったらかしで稼働していれば、
だいたいマイナス収支で終わっていますからね。

引き続き、EURJPY適用EAは稼働、
GBPJPY適用EAは非稼働を推奨します。

しかし、アフターコロナでは、
GBPJPY適用EAは回復傾向にも見えますので、
もしも今後、GBPJPY適用EAの収益曲線が0%を超えてくるようなら
稼働を検討しても良さそうです。


参考までに、
今年5月以降のGBPJPY適用EAのポジショニングを確認しておきます。
ava20061402
青色点線ラインがロングのエントリーから決済、
赤色点線ラインがショートのエントリーから決済です。

元々、GBPJPYは高ボラティリティで、
アフターコロナでは更に値幅が大きくなっている印象があるものの、
その流れにうまく乗れていますね。

やはり、トレンドが大きくなればなるほど、
Ava Swing Systemには有利に働きます。

ということで、
Ava Swing Systemの検証記事は今回で最終回になります。

今後のトレーディングオフィス社からの新しいEAにも期待しています。

予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
Ava Swing Systemの詳細レビューへ

PS.

それにしても、ここ数年の相場付きは、
トレンドフォロー系のEAにとってはやり難いでしょうね。

2019年は異常なほどの低ボラ相場でしたし、
2020年の現在まではコロナショックでイレギュラー and
テクニカルが効きにくい相場ですから。

いつになったらトレンドフォロー系EAにとっての優しい相場は
やってくるんでしょうか?