1週間ほどお盆休みを取らせて頂きましたが、
もうそろそろ通常の生活スタイルに戻ろうかと思っています。
お盆休み中もチャートとニュースはチェックしていましたが、
話題の中心はトルコ通貨危機でしたね。
トルコリラ安がトルコ債権の不良化を招き、
欧州の銀行に悪影響を及ぼすとの懸念からユーロ売り、
と同時に、いつも通りのリスク回避の円買いも重なり、
EURJPYは日足レベルで明確な下降トレンドになりました。
通常、日足レベルでトレンドが発生すれば、
Ava Swing Systemなどのスイング系トレンドフォロー型のEAは
大きな恩恵を受けるはずですが、果たしてどうなったでしょうか?
では、Ava Swing Systemのフォワードテスト開始から
26週間経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金50万円
・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
今回の収益曲線
ピンク色グラフは、EURJPY適用のEA
紫色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。
26週間で57回ポジションを取り、
+4.45%、合計+222.7PIPSの獲得となりました。
8月に入って以降はトルコ通貨危機の影響で
EURJPYもGBPJPYも日足レベルでの明確な下降トレンドですが、
結果としては、前回の記事からは小幅マイナスになっています。
う~ん、スイングに有利な日足レベルでのトレンドでしたが、
今回は上手く乗れなかったようです。
というか、ポジショニングを確認してみましたが、
Ava Swing Systemのロジックと合致していなかったようで、
今回の下降トレンドでは、ほとんどエントリーしていませんでした。
まぁ、仕方ないです、こういう時もあります。
通貨ペア別の収益を確認すると、
GBPJPY適用のEAは、相変わらず好調をキープ、
EURJPY適用のEAは、相変わらず停滞中となっているので、
引き続き、GBP適用EAだけを稼働させ、
EURJPY適用EAは非稼働を推奨します。
参考までに、
GBPJPY適用EAのポジション別の収益曲線を掲載します。
緑色グラフはロングポジションの合計獲得PIPS、
赤色グラフはショートポジションの合計獲得PIPSを表しています。
見てのとおり、テスト開始以降、
ショートポジションの成績は極めて安定していて
右肩上がりの収益となっていますね。
よって、さらに稼働を絞り込むなら、
GBPJPY適用EAのショートだけを稼働させる方法も有りです。
GBPに関しては、”合意なきブレグジット“のリスクが
中期的な市場のテーマになっていそうなので、
今後も引き続き、GBPJPYは弱含みの展開が優勢でしょうか。
となると、
しばらくはGBPJPY適用EAのショートは機能しそうです。
予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
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