前回の大市民流FX資産構築メソッドの記事から
2ヶ月以上経ちましたが、特に大きな変化はないですね。
そんな中、
フォワードテストのデータが約8か月分ほど蓄積されて、
分析するに足りる量となってきたので、
今回は「パラメータ改良型」での
各通貨ペア毎のポジション別の成績も公開したいと思います。
という事で、
フォワードテスト開始から35週間経過後の報告となります。
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「オリジナル」と「パラメーター改良型」と「EAバージョン」の違い
については、先の
「大市民流FX資産構築メソッド~EA(自動売買)の完成とフォワードテスト」
の記事をご確認ください。
オリジナル
現時点でのトータルの成績
トータルの収益は-0.84%、-50.6PIPSの損失となっています。
最近は回復傾向にあり、
もうすぐプラス転換しそうなところまで上げてきましたね。
特に、先週の円買いによる下落トレンドで、
ショートの成績が良くなってきました。
パラメーター改良型
現時点でのトータルの成績
トータルの収益は+8.91%、+810.1PIPSの獲得となっています。
大きく上げるわけでもなく、
大きく下げるわけでもなく、
上下動を伴った横ばいとなっていますが、
ポジション別の成績を見ると面白い傾向が見られます。
それが以下です。
緑色グラフがロングポジションのトータル獲得PIPSで、
赤色グラフがショートポジションのトータル獲得PIPSですが、
明らかな傾向が見られますね。
USDJPYは、ロングが堅調、ショートが軟調
EURJPYは、最近になってロング、ショート共に下がってきた?
GBPJPYは、ロングが堅調、ショートが軟調
これらから判断できる事は、
USDJPYはロングを稼働させるが、
今後ショートの成績が0PIPSを超えるようなら
ショートも稼働させるべきか。
EURJPYは、最近になって下がってきたので、
とりあえずロング、ショート共に停止だが、
こちらも0PIPSを超えてきたら再稼働か。
GBPJPYはロングを稼働させるが、
ショートに関してはまだ様子見で、回復基調を待つ。
という感じでしょうか。
この「パラメーター改良型」で運用している方は参考にしてください。
EAバージョン
現時点でのトータルの成績
トータルの収益は-5.39%、-610.4PIPSの損失となっています。
前回の大市民流FX資産構築メソッドの記事では
回復傾向にあったんですが、
結局その後も下落傾向が続いています。
過去10年間のバックテストと比較すると、
これまでの8か月間での4通貨ペアでの-600PIPSは
調整の範囲内でしかないんですが、やっぱり気になりますね。
「EAバージョン」については、
以前からコツコツと修正作業をしていたんですが、
フォワードテスト以降の成績を改善させるような結果が
なかなか得られない状況となっています。
そこで、修正作業という方向性ではなく、
1から新規に開発する方向性で進めたいと思います。
しかし、現在は別のFX商材のインジケーター開発がありますので、
こちらの「EAバージョン」の開発の着手は
もう少し先になると思います。
完成したら、またフォワードテストを始めたいと思います。
以上、フォワードテスト開始から現時点までの経過報告でした。
まとめとしては、
「オリジナル」は回復基調ですよ。
「パラメーター改良型」はポジション別の成績を参考に稼働させてね。
「EAバージョン」は新規に開発するけど時間がかかりますよ。
となります。
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