USDJPYとEURJPYの日足チャートを確認してみると、
もうそろそろ上昇トレンドへ転換しそうな
チャートパターンになってきました。
以下は、EURJPYの日足チャートですが、
Wボトムを形成したのち、
そのネックラインであるオレンジラインを
最新のローソク足で越えてきました。
移動平均線も上を向いていて、
200日移動平均線も越えてきており、
ボリンジャーバンドも拡大してエクスパンション模様なので、
現状はどう見ても上優勢の展開です。
このまま上昇トレンドへの転換が明確になると、
ショート主体のK-BTF-EURJPYは苦戦を強いられる可能性が高いです。
よって、運用する場合は注意が必要で、
もしも、柔軟に対応できる方なら、
一旦、稼働停止を検討しても良さそうな局面となっています。
では、
フォワードテスト開始から約42週間経過後の収益曲線を掲載します。
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テスト条件
・初期資金100万円
・Bear Time FX v2v3(売り買い両方)
・ロット数0.5(単利)
・その他の設定はデフォルトのまま
・K-BTF-EURJPY(バージョン2)
・ロット数0.2(単利)
・その他の設定はデフォルトのまま
マニュアル内では、
10万円に対して0.2ロットでの運用を推奨していますが、
個人的には多過ぎると判断していますので、
上記のような少なめのロット数での運用としました。
今回の収益曲線
Bear Time FX v2v3の成績の推移は紫色グラフ
独自特典「K-BTF-EURJPY」の成績の推移はピンク色グラフ
そして、この2つを併せた総合の収益曲線が赤色グラフです。
42週間で281回ポジションを取り、
+3.31%、トータルで+49.6PIPSの獲得となっています。
EA別の成績は、
Bear Time FX v2v3は、+70.6PIPSの獲得
K-BTF-EURJPYは、-21.0PIPSの損失
です。
前回の検証記事から比較すると、
Bear Time FX v2v3はドローダウンから回復して
獲得PIPSを増やしていますが、
K-BTF-EURJPYはドローダウンが継続してしまい、
獲得PIPSがマイナスに転落してしまいました。
3月までは両EAとも好調に推移していましたが、
4月に入って以降は、共に調子を落としていますね。
そのあたりのポジション状況を以下に確認しておきます。
EURJPYの1時間足チャート
(B)はBUYで、青色点線矢印がエントリーと決済を表し、
(S)はSHORTで、赤色点線矢印がエントリーと決済を表しています。
う~ん、やはり上昇トレンドが続くと
ショートにとっては、分が悪いですね。
成績としては、2勝3敗ですが、
小さめの利益と大きめの損切りによって、
負け幅のほうが大きくなっています。
どうなんでしょうか、K-BTF-EURJPYに関しては
上昇トレンドの時にはショートしないように
もう少しプログラムを改良すべきなんでしょうか?
まだ決断するには早過ぎますが、
もしも今後、ドローダウンが継続して、
収益の最安値を更新するようなら
再度プログラムの見直しを検討します。
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