Ava Swing Systemでのポジショニングを確認してみると、
時折、ロングとショートの両方のポジションを
持っている状態になるケースがあります。
つまり、ロングのポジション保有中にショートエントリーしたり、
ショートのポジション保有中にロングエントリーしたりするんですね。
これは、見た目には両建てになりますが、
おそらく”ヘッジ”という意味合いとは異なっていると推測されます。
一般的なヘッジの意味としては、
これ以上含み損を大きくしないために
一時的に逆のポジションも取って損失額を限定する行為です。
しかし、Ava Swing Systemでの両建ては、
損失額を限定するという意味よりも、
“逆向きのエントリー条件に一致したからエントリーしただけ”
のように思えます。
エントリーや決済の位置から判断すると、
ロングとショートは互いを意識せずに
独立してエントリーしているのでしょう。
もちろん内部ロジックは分からないので推測の域を出ませんが。
では、
Ava Swing Systemのフォワードテスト再開から
18週間経過後の成績を掲載します。
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テスト条件
・初期資金50万円
・EURJPY用EA、GBPJPY用EAを同時稼働
・取引枚数は、それぞれ0.1ロット(単利)
・パラメーターは変更なし
現在までの成績
紫色グラフは、EURJPY適用のEA
ピンク色グラフは、GBPJPY適用のEA
赤色グラフは、この2つを合わせた合計の収益曲線です。
18週間で38回ポジションを取り、
+11.47%、合計+573.6PIPSの獲得となりました。
前回の記事からは微幅に獲得PIPSを減らしましたが、
ほぼ横ばいに推移していると言って良いでしょう。
しかし、今年に入ってからの好調キープは変わっておらず、
1か月平均で約+100PIPS獲得している訳ですから、
ポートフォリオの構成要因としては十分ですね。
引き続き、GBPJPY適用EA、EURJPY適用EAともに
稼働させることを推奨します。
参考までに、
直近3ヶ月程度のEURJP適用EAのポジショニングを確認しておきます。
(B)はロングで、青色破線でエントリーと決済を表し、
(S)はショートで、赤色破線でエントリーと決済を表しています。
いい感じにトレンドに乗れていますね。
また、時折両建てになってることも分かります。
今週は欧州議会選挙があるので、
ユーロも多少影響を受けるでしょうが、
EAを止めるほどのことでもないでしょう。
予兆判定型トレンドフォローロジックって何?
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