トレンドフォロー型のEAの場合、
トレンドが継続してくれた方が利益になりやすいですし、
カウンター型のEAの場合、
トレンドが転換してくれた方が利益になりやすいです。
FOREX SHOGUNの場合は、カウンター型のEAに属しますので、
トレンドが転換してくれた方が利益になりやすいです。
また、FOREX SHOGUNは数日間ポジションを持つスイング系のEAなので、
環境認識的には週足チャートの形状に影響されると思ってよいでしょう。
つまり、FOREX SHOGUNにとっては、
週足チャートでトレンドが継続している状態が
最も苦手とする相場状況といえます。
そのあたりの見解をこの記事の後半で解説しておきます。
では、フォワードテスト開始から47週経過後の収益曲線の推移です。
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テスト条件
・初期資金100万円
・東京時間のポジション最大2
・ロンドン時間のポジション最大1
・ロット数0.1(単利)
・その他の設定はデフォルトのまま
今回の収益曲線
47週間で192回ポジションを取り、
-11.62%、トータルで-1048.1PIPSの損失
となっています。
最近1ヶ月は最大ストップにかかる事もなく、
収益を回復させていますが、
上記のグラフを見る限りにおいては、
まだまだドローダウンの最中という認識です。
上記のグラフが明確な上昇転換を見せるまでは、
リアルトレードでの運用は控えた方が良いです。
さて、FOREX SHOGUNのドローダウンが、
なぜこれほどまでに長引いているのか、
その原因について考察してみましょう。
まず、上記のグラフでは今年の5月12日を頂点して
収益が下り坂になっています。
そして先に、
スイング系カウンター型のFOREX SHOGUNにとっては、
週足レベルでトレンドが継続している状態が最も苦手としました。
それらを踏まえて
EURUSDの週足チャートを見てみましょう。
赤色縦ラインが5月12日ですが、その日以降のチャートは、
+1σに沿った綺麗な上昇トレンドになっていますね。
FOREX SHOGUN的には、この上昇トレンドの中、
近い将来の下落を予想して売り仕掛けているんですが、
結果的には、そのまま上昇トレンドが継続しています。
つまり、この上昇トレンド中にショートポジションを取っており、
それを数日間持ち続けているので、
どうしても損切りになりやすいんですね。
おそらくこれが不調の原因だと推測されます。
しかし、最近になって上昇トレンドも終わり、
ボリンジャーバンドも収束し始めているので、
もしかしたら、FOREX SHOGUNにとって
良い相場状況になりつつあるのかもしれません。
テクニカル指標をほとんど使わないロジック?!
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