先週はボラタイルな展開が多かったですね。

主に原油安を受けたリスク回避の動きがメインでしたが、
行き過ぎた後の買い戻しの動きも大きかった印象です。

自分がリスク回避の動きに乗っているのか、
その後の買い戻しの動きに乗っているのか、
きちんと意識しておかないといけませんね。

昨日の金曜日は、原油相場が反発してリスク回避の動きが後退し、
円売り、ドル買いの動きが優勢でしたが、
この動きはファンダメンタル的にはメインの動きではなく
あくまでも調整の動きですので、これに乗るのは注意が必要です。

という事で、
昨日の調整の動きに乗ったトレードを紹介します。


EURUSDの5分足チャート(クリックで拡大)
eurusd5m16012301
(横軸の時間は+7時間で日本時間になります)
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーして、次の横向き赤色矢印で決済です。

リスク回避の巻き戻しとなると、
現在の相場では円売り、ドル買いとなりますが、
これはドル買いの動きに乗ったトレードですね。

水平の赤色ラインが見えていますが、簡単に説明すると、
このラインの下にレートがあれば下降トレンドと認識します。

そして、東京時間にレートがこのラインを下にブレイクして、
その後、このラインが抵抗線に変わって再下降したのを確認してのショートです。

ポジション保有後は一旦水平の赤色ラインを越えた場面もありましたが、
ストップにかからずに再下降してくれて、
NY時間に入り、赤色バンドの下限にタッチしたあたりで利確して終了です。


USDJPYの5分足チャート
usdjpy5m16012302
最初の横向き青色矢印でロングエントリーして、次の横向き青色矢印で決済です。

エントリーのパターンとしては先のEURUSDを上下対称にしたような感じですね。

水平の青色ラインより上にレートがあれば上昇トレンドと認識しますが、
東京時間にレートがこのラインを上にブレイクして
その後、このラインが支持線に変わって再上昇したのを確認してのロングです。

NY時間には一旦下落するものの、水平の青色ラインに支えられて再上昇、
できれば、青色バンドの上限までポジションをキープしたかったんですが、
深夜の24時を回った事で、タイムアウトで利確しました。


GBPJPYの5分足チャート
gbpjpy5m16012303
最初の横向き青色矢印でロングエントリーして、次の横向き青色矢印で決済です。

ロンドン時間には、水平の青色ライン付近でレートが横ばいに推移していますね。

この水平の青色ラインできっちりサポレジ転換しているわけではないですが、
この付近の価格帯が意識されている事が分かります。

よって、この持合を抜けたのを確認してのロングです。

エントリー後はすぐに青色バンドの上限に到達したので利確しましたが、
その後のチャートの動きを見ると、ちょっと利確が早かったですね。

パラダイムトレーダーFXのマニュアルに書いてあるように
トレーリングストップで追いかける戦術の方が利益が取れたようです。


結局、3回トレードを行い3勝0敗、合計+108.8PIPSの獲得となりました。
result16012304

上記の3つは、いずれもリスク回避の巻き戻しの動きに乗ってのトレードでしたので、
いつ反転するか心配でしたが、この日はそれなりにトレンド継続してくれましたね。

支持線、抵抗線に着目したトレード手法
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